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保冷剤の片づけ、冷凍庫の保冷剤を手放して食品の収納スペースを確保

冷凍庫内の保冷剤

洋菓子店でケーキを買ったり、デパ地下で冷蔵食品を買ったりするともらえる保冷剤、冷凍庫にたまっていませんか?

保冷剤は繰り返し利用できるので、特に夏の間は重宝します。

なので、無意識に、もらったら洗って冷凍庫に保管する習慣がつき、気がつけば、冷凍庫が保冷剤でパンパンなんてことも。

でも、いざ保冷剤を手放すとなると、どうやって手放せば良いのか疑問が湧いてきます。

保冷剤の片づけについて、保冷剤の種類、手放し方、捨て方、捨てる時の注意点などをまとめました。

保冷剤の種類

保冷剤とは?

ケーキ屋さんでケーキを買ったり、デパ地下で冷蔵食品やお惣菜など要冷蔵品を購入すると、ついてくる保冷剤。

保冷剤には、フィルムに入っているソフトタイプとプラスチックのケースに入っているハードタイプの2種類があります

どちらも中身はジェル素材。

ジェル素材には、水を主成分に吸水性ポリマーが含まれています

吸水性ポリマーは、水をジェル状にするために使用される成分で、水を吸収して膨らむ性質を持ち、液体を固定化してジェル化します

吸水性に優れ、紙おむつやペットシートにも使われています。

吸水性ポリマーにより、保冷剤が凍結した状態でも柔軟性を保つことができ、食品や飲料に密着しやすくなり、効率的に冷却できます。

また、保冷剤の中身が漏れ出すリスクを低減する役割も担っています。

保冷剤は安全性が高く、何度でも繰り返し使用できるので、コストパフォーマンスに優れ、柔らかくて扱いやすいため、一般家庭用から業務用まで幅広く使用されています。

実際、多くの家庭で食品の保存やアウトドアでの飲料の冷却に活用されています。

サイズや形もさまざまなので、冷やすモノに合わせて使い分けられるので便利です。

ソフトタイプ保冷剤、つるつるとざらざらの違い

ソフトタイプの保冷剤には、表面がつるつるしたタイプとざらざらしたタイプがあります

これまで何気なく使っていましたが、この2つは使用感に違いがあります。

つるつるしたタイプはビニール素材で、結露した水滴が表面に留まるので、食品等が濡れてしまう可能性があります

一方、ざらざらしたタイプは不織布で、水滴を吸い取るため、食品等が濡れにくく衛生的

そういえば、ケーキ屋さんのパッケージには、厚紙のしきりに不織布の保冷剤が入っています。

ケーキに水分がつかないように不織布の保冷剤が使われているのです。

一方、デパ地下でパッケージされた商品を買うと、つるつるの保冷剤をつけてビニール袋に入れてテープ止めされていることが多いです。

実際、不織布の保冷剤はビニール素材よりも単価が高いようです。

自分が知らないところで、きちんと使い分けられているのです。

保冷剤を保管して再利用する

保冷剤の活用法

保冷剤は特に夏場に大活躍。

食品や飲み物だけでなく、さまざまなモノを冷やせます

私自身はアイスクリームを買う時に持参したり、暑い日や虫刺されにクールダウンする時に使ったりします。

調べてみると、他にもこんな活用法があるようです。

  • 消臭剤
  • 芳香剤
  • 観葉植物や生花の保水剤
  • お湯で温めてカイロやアイマスクに

冷凍庫のトレーが保冷剤でパンパンに

便利な保冷剤。

いつの間にか、もらったら、洗って冷凍庫に入れる癖がついてしまいました

ある日冷凍庫を開けると、トレーに冷凍ピザやアイスクリームを置くスペースがありません。

たいして食材は入っていないのに、大量の保冷剤が冷凍庫のトレーを占領していたのです。

つい、貯め込んでしまう癖がこんなところにも出ているとハッとしました。

そこで、保冷剤の数を減らして、冷凍庫のスペースを空けるために、この夏は使った保冷剤は冷凍庫に戻さず、処分しました。

不要な保冷剤を手放す

保冷剤の手放し方

保冷剤は有効活用できるとはいえ、貯めすぎると冷凍庫がパンパンになり、肝心の冷凍食品を入れるスペースを奪ってしまいます。

私の場合、冷やす以外には利用しないので、必要な分だけ残して、後は手放すことにしました

いざ手放すとなると、保冷剤ってどうやって手放せばいいのか疑問が湧きます。

まず、保冷剤はリサイクル対象として回収されているか調べてみました。

以前は職場近くのデパ地下に回収箱があったので、時々持って行きましたが、職場が変わり、利用しなくなりました。

スーパーでは回収されていないし、無印良品の店舗での回収は2023年9月末日に終了。

現状、保冷剤はあまり積極的に回収されていないようです

現在も回収している施設や店舗はいくつかあるようですが、わざわざ遠方まで足を運ぶのは現実的ではありません。

結局、捨てるしかなさそうです。

保冷剤の捨て方と注意点

多くの自治体では、保冷剤は可燃ごみに分類されます

不燃ごみとして取り扱う場合もあるので、住んでいる地域のルールを確認しましょう。

保冷剤の中に入っているジェルは触っても害はありませんが、解凍して常温に戻してから、中身を出さずにそのまま捨てます

外装が破れて中身が漏れている場合は、拭き取って、新聞紙等に包んで可燃ごみに。

排水溝やトイレに流すと、周りの水分を吸収し、下水管を詰まらせてしまう可能性があるのでNGです

不要な保冷剤を少しずつ廃棄

私自身は、夏の間、使い終わった保冷剤を冷凍庫に戻さずに、少しずつ捨てました。

季節が進み、使う機会が減っているので、不要な保冷剤は処分。

一度に大量捨てずに、可燃ゴミ収集日の前夜に冷凍庫から保冷剤を取り出し、解凍した状態で少しずつ捨てます

冷凍庫に保冷剤を貯め込むのはほどほどに!

この夏、保冷剤をかなり減らしましたが、それでもまだ冷凍庫に大量に残っています。

現在は、必要な分だけ残して、少しずつ処分している過程です。

少しスペースができてホッとする反面、どれだけ貯めてたんやと突っ込みたくなります。

冷凍庫はぎっしり詰めて収納するほうが効率がいいとはいえ、やっぱりほどほどが一番

冷凍庫が保冷剤に占領されて、冷凍ピザやアイスクリームの保管場所がなくなったり、埋もれた食品を探すのに時間をかけるのは馬鹿馬鹿しいので。

保冷剤をもらうと、つい洗って冷凍庫に入れてしまいますが、今後はサイズや外装の種類別に、必要な分だけ保管して再利用したいと思います

不要な保冷剤は即廃棄。

とにかく、不要なモノをとりあへず取って置くのは止めなければ!