初めての株式投資にSBI証券の口座開設!選んだ理由と利用満足度

株式や投資信託に投資していますか?
2024年1月にスタートした新NISAにより、配当と譲渡益が非課税になるメリットを目的とした投資に関心が集まり、若い世代や初心者を含む幅広い層に拡大しています。
投資を始めるには、証券口座の開設が必要です。
証券口座は、現金の預け入れや引き出しも可能ですが、株式や投資信託などの金融商品への投資を目的とした口座です。
実際にSBI証券の口座を開設して5年以上利用する体験を基に、証券口座を開設した理由、SBI証券の特徴、初めての株式投資にSBI証券を選んだ理由、実際に利用してみて気づいたメリットとデメリットなどをまとめました。
証券会社の種類
日本の証券会社の歴史は、1878年の東京株式取引所設立から始まります。
現在、証券会社は主に、従来の実店舗で対面サポートを行う総合証券とオンライン取引サービスで完結するネット証券に分類されます。
総合証券は、1878年創業のあかつき証券が最古と言われ、その後次々と証券会社が誕生。
総合証券大手5社は、野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。
実店舗や電話、オンラインなど複数の窓口を持ち、個人の株式や投資信託の売買や、法人向けの大規模取引をサポート。
売買を代行するだけでなく、顧客の投資方針や資産状況に応じた提案も行っているのが特徴です。
一方、ネット証券は、1998年に松井証券が日本で初めて本格的なネット取引を開始、オンライン専業証券のパイオニアに。
1999年、日本でも株式売買委託手数料が完全自由化され、異業種からの参入でネット証券が次々に誕生。
実店舗を持たないことが多く、店舗型の総合証券と比べて、人件費や運営コストを抑えられるのが特徴です。
オンラインで自分のペースでいつでも投資できる利便性や株式の売買で発生する取引手数料の低さからシェアを伸ばしています。
ネット証券大手5社はSBI証券、楽天証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券、松井証券。
2023年にSBI証券と楽天証券が手数料無料化に踏み切り、ネット証券2トップに。
日本証券業協会によると、2025年3月時点で、ネット証券の全株式委託取引における売買代金比率は約36.7 %に達しました。
証券口座を開設した理由
きっかけは銀行口座の見直し
イタリアから帰国して数年が経ち、仕事で給与や報酬の振込に銀行口座を利用するうちに、生活スタイルに合わせて、銀行口座を見直す必要性を感じました。
休眠口座化していた不要な銀行口座を解約して、長年保有している銀行の2口座に。
日本を離れている間に台頭したネット銀行について情報収集を重ね、従来のメガバンクや地方銀行などとは違う、独自のサービスが展開されていることを知り、試しにネット銀行口座を開設してみようと思い立ちました。
証券口座の開設を検討した理由
私自身はこれまで株式投資とは無縁でしたが、家族が株式投資をしていました。
イタリアから一時帰国すると、株を保有している企業から自社商品やサービスの割引クーポンなどが届き、株主優待という制度があることを知りました。
また、家族が旧NISAを利用していたので、NISAについて聞きかじってはいました。
帰国当初は日本の生活に順応するのに精一杯でしたが、少しずつ環境に慣れ、収入が安定したのを機に、株主優待に興味を持ったり、NISA口座を利用してみたいと考えるように。
こうして、ネット銀行を検討するタイミングで、証券会社についても情報収集しました。
銀行口座の見直しとネット銀行については、下記の記事に詳しくまとめています。
SBI証券とは
SBI証券は、1999年にインターネット取引サービスを開始した日本のインターネット証券の先駆けです。
SBI証券の前身となる大沢証券は、1944年に設立され、1999年にソフトバンクグループの金融部門として実質的に創業。
同年、商号をイートレード証券に変更し、インターネット取引サービスを開始。
2008年に(株)SBI証券に商号変更し、株式交換によりSBIホールディングス(株)の完全子会社となりました。
業界最高水準のサービスを提供し、SBI証券、SBIネオトレード証券、FOLIOを合わせたSBIグループとして、2025年11月には、国内初の証券口座開設数1,500万を突破。
ネット証券業界トップの地位を築いています。
No.1ネット証券ではじめよう!株デビューするならSBI証券SBI証券の特徴
- 国内株式個人取引シェアトップ
- 業界屈指の格安手数料
- 取扱投資信託が充実&買付手数料無料
- クレカ積立の利用で積立金額の最大4%のポイントが貯まる&使える
国内株式個人取引シェアトップ
SBI証券はネット証券業界の最大手です。
同社ウェブサイトによると、2025年3月期通期(2024年4月〜2025年3月)の委託個人売買代金シェアはトップ。
資産形成の促進に向けた制度が充実する中、口座数、個人株式委託売買代金、預り資産残高において業界トップの地位を築いています。
2025年11月には、SBIグループとして、国内初の証券口座開設数1,500万を突破。
同年12月末時点の口座数は1,519.7万口座、預り資産額は62兆円を超えました。
口座数ランキングでは、2025年12月末時点で、1位はSBI証券、2位は楽天証券です。
口座数
| SBI証券 | 約1,520万口座 |
| 楽天証券 | 約1,326万口座 |
ちなみに、2023年のNISA口座新規開設者数トップのネット証券はSBI証券です。
NISA口座数については、2024年12月時点で、536万口座。
600万口座を突破した楽天証券に続きます。
業界屈指の格安手数料
SBI証券は手数料の安さにおいても、業界トップ!
口座開設数上位のネット証券5社 (SBI証券、三菱UFJ eスマート証券、 松井証券、 マネックス証券、楽天証券)を比較すると、手数料の安さは際立っています。
2023年9月30日、SBI証券はゼロ革命をスタート!
- インターネットコースのインターネット取引
- 各種取引報告書、交付書面の電子交付
を満たす個人口座であれば、国内株式の現物取引、信用取引、S株(単元未満株)の売買手数料無料。
また、2024年以降のNISA枠での米国株式、海外ETF(中国、韓国、シンガポール)の売買が無料に。
積立、スポットどちらも対象です。
さらに、2023年12月よりインターネットコースのインターネット取引を対象に、米ドル/円のリアルタイム為替取引(円と米ドルを即時で両替)にかかる為替手数料を無料化。
日本円から米ドルへの取引はもちろん、米ドルから日本円への取引にかかる為替手数料も0円。
米国株式、米ドル建債券、米ドル建MMFの取引に利用できます。
楽天証券では、ゼロコースで売買手数料が無料になり、その他ネット証券大手も追随。
まさに、SBI証券のゼロ革命を引き金に、ネット証券の手数料は完全無料化が進んでいます。
取扱投資信託が充実&買付手数料無料
2025年1月現在、投資信託の取扱本数はSBI証券が約2,600本以上(募集中のファンドや外貨建MMFを含む)で業界最多水準です。
外国株式の取扱数が多いのも特徴のひとつ。
しかも買付手数料無料!
楽天証券、三菱UFJ eスマート証券、マネックス証券なども1,000本〜2,000本以上を揃え、ノーロード(手数料無料)ファンドが充実しています。
クレカ積立の利用で積立金額の最大4%のポイントが貯まる&使える
SBI証券には、クレジットカードを使って積立投資するクレカ積立の利用で、お得にポイントを貯めながら投資をしたり、使えたりするサービスがあります。
対象となるクレジットカードは、
- 三井住友カード
- Olive
毎月100円から、最大10万円まで自動積立できます。
NISAにも対応し、カード利用額に応じたVポイント等の還元されます。
年間カード利用額が10万円以上を対象に、クレジットカードの種類とカード利用金額に応じて、0.5~4 %のVポイントが付与されるため、投資をしながらポイントが貯まります。
新NISAのつみたて投資枠での積立投資とポイントサービスについては、下記の記事に詳しくまとめています。
SBI証券を選んだ理由
- ネット証券最大手
- 手数料の安さ
- 口座連携サービスに興味
ネット証券最大手
証券口座を開設するなら、ネット証券から選ぶことに迷いはありませんでした。
実績のある大手ネット証券が候補です。
5大ネット証券は
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
- 三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)
- 松井証券
なかでも、SBI証券と楽天証券は2強。
口座数ランキング1位はSBI証券です。
手数料の安さ
株式投資をしている家族に話を聞くと、やはり売買手数料はバカになりません。
なので、手数料が安いネット証券というのも譲れない条件です。
SBI証券は業界屈指の格安手数料。
SBI証券のインターネットコースには、2つのプランがあります。
SBI証券 インターネットコース
| スタンダードプラン | 1注文の約定代金に対して、手数料がかかる 1注文の約定代金が3,000万円を超えたときは1,070円(税込)の定額 |
| アクティブプラン | 1日の約定代金合計額に対して、手数料がかかる 約定代金100万円以下は手数料0円 |
私の場合は、ド素人なので、当面1日に100万円を超える取引はしないと踏んで、迷わずアクティブプランを選択。
これで、1日に100万円以下なら手数料なしで国内株式の購入ができます。
その後、2023年9月30日にゼロ革命が開始され、条件を満たすと、国内株式取引(現物・信用)の取引手数料が無料化されました。
なので、手数料の安さについては、口座開設後、さらに条件が改善されています。
口座連携サービスに興味
SBI証券と住信SBIネット銀行の口座連携サービスはとても魅力的でした。
口座連携サービスは銀行口座と証券口座を紐付け、資金移動を自動化したり、金利優遇を受けられたりするサービスです。
SBI証券の預り金自動スイープサービスは、連携する銀行口座の残高を、自動で証券口座の買付余力に反映する機能です。
当時、口座連携サービスは2つ。
口座連携サービス
| 銀行 | 証券会社 | 連携サービス名 |
|---|---|---|
| 楽天銀行 | 楽天証券 | 楽天マネーブリッジ |
| 住信SBIネット銀行 | SBI証券 | SBIハイブリッド預金 |
またまた、SBI証券と楽天証券の2択。
最終的に、SBIグループを選びました。
SBI証券を実際に利用して気づいたメリット
- 手数料がかからない
- ハイブリッド預金の利用で入出金がスムーズ
- サービスがどんどん向上
- セキュリティ対策がスピーディ
- 積立投資でポイントが貯まる
手数料がかからない
SBI証券は手数料の安さが魅力。
口座開設時に、1日の合計約定代金に応じて手数料が決まる『アクティブプラン』を選択。
少額投資なので、一度も売買手数料を払っていません。
その後、2023年のゼロ革命により、国内株式の手数料が無料化。
海外ETFも手数料無料で購入。
以前、家族から国内株式を売買する度に手数料がかかると聞いていたので、同じように売買しても手数料がゼロなのは満足度が高いです。
ハイブリッド預金の利用で入出金がスムーズ
ハイブリッド預金がめちゃくちゃ便利です。
口座連携サービスは銀行口座と証券口座を紐付け、資金移動を自動化したり、金利優遇を受けられたりするサービスです。
スイープサービスとは、銀行口座と証券口座の資金を夜間などに自動で振替える機能。
SBI証券の預り金自動スイープサービスは、連携する銀行口座の残高を、自動で証券口座の買付余力に反映する機能です。
SBI証券には、2026年4月現在、2つの口座連携サービスがあります。
SBI証券の口座連携サービス
| ネット銀行 | 連携サービス名 |
|---|---|
| 住信SBIネット銀行 | SBIハイブリッド預金 |
| SBI新生銀行 | SBIハイパー預金 |
私の場合、SBI証券と住信SBIネット銀行の口座開設をほぼ同時期に行い、当初からハイブリッド預金を利用。
住信SBIネット銀行とSBI証券を連携するSBIハイブリッド預金では、銀行口座から自動入出金や優遇金利などのサービスが受けられます。
資金移動が自動化され、資産管理が簡単になるだけでなく、住信SBIネット銀行の普通預金より高金利なハイブリット預金として運用されるため、利息がつき、メリットしかありません。
具体的には、SBI証券で証券取引を行うとき、証券口座に入金操作をしなくても、SBIハイブリッド預金残高が買付余力に反映されます。
また、証券口座から出金操作をしなくても、配当金や売却資金は自動的にSBI証券の口座から銀行口座に移動されます。
なので、出金する場合には、オンライン上で住信SBIネット銀行のハイブリッド預金口座から普通口座に振替えるだけです。
資金移動の手間や手数料がかからず、本当に便利。
つまり、SBI証券と住信SBIネット銀行との資金移動がラクに行え、銀行口座の残高で証券取引ができるのです!
また、定額自動振替を設定することで、NISAなどの投資資金を定期的に自動で代表口座から仕分けしておくことができます。
ネット銀行をメインバンクに変更後の体験談については、下記の記事に詳しくまとめています。
サービスがどんどん向上
SBI証券の口座開設当初から、サービスの内容に満足していましたが、その後もどんどん向上していると実感します。
ゼロ革命により、条件を満たせば、売買手数料や為替手数料が完全に無料化されたり、投資信託や海外ETFなど取り扱い商品が増えたり、ポイントサービスが順次拡大されたり。
ポイントサービスについては、2019年7月にTポイントとの提携で開始され、2021年11月にPontaポイント、2022年2月にdポイント、同年5月にVポイントに拡大。
改悪は残念だけど、改善されるのは大歓迎!
セキュリティ対策がスピーディ
ネット証券の利用に不安があるとするなら、セキュリティの問題です。
2025年以降、証券口座の乗っ取りなど、不正アクセスや不正取引が世間を騒がせています。
投資家自身が細心の注意を払うのはもちろん、証券会社にも対策が求められます。
SBI証券では、セキュリティ対策として、FIDO認証(生体認証)、デバイス認証、電話番号認証による強固な多要素認証が基本です。
2025年5月からFIDO認証、デバイス認証が原則必須化され、さらにパスキー認証やログイン一時停止機能、フィッシング対策としてメール内のリンクが廃止されました。
多要素認証もリンクが使えないのも多少不便とはいえ、有効な対策を講じてくれていると感じます。
さらに、2026年1月には、パスキー認証利用者向けに、ウェブサイトのみユーザーネーム、パスワードによるログイン自体を無効化する機能が導入されています。
積立投資でポイントが貯まる
また、SBI証券の投信マイレージは、投資信託
の保有でポイントが貯まるサービスです。
5つのポイントから選べます。
- Vポイント
- Pontaポイント
- dポイント
- JALポイント
- PayPayポイント
投資信託の保有金額に応じて、毎月ポイントが付与されます。
NISAのつみたて投資枠で積み立てる投資信託の保有でもポイントが貯まります。
ポイントによって利用可能なサービスが異なりますが、クレカ積立や投資信託の保有、株式売買などの取引でポイントが貯まったり、貯まったポイントを投資に利用できたり、他のポイントや商品と交換できたりします。
Vポイントは唯一クレカ積立でポイントが貯まるので、最も効率良くポイントを貯められます。
また、VポイントとPontaポイントでは、貯めたポイントを使って投資信託と国内株式の買付ができます。
私自身はdポイントサービスを利用。
積立投資をするついでに、ポイントが貯まるプラスαの嬉しいサービスです。
SBI証券を実際に利用して気づいたデメリット
- 画面が見づらい
画面が見づらい
デメリットがあるとするなら、画面が見づらいことでしょうか。
でも、使い続けるうちに段々慣れてきます。
家族が別のネット証券を利用しているので、試しに見ると、以前は見やすいと感じていましたが、今ではSBI証券の方が使いやすくなっています。
初めての株式投資にSBI証券を選んで、大満足!
SBI証券で株式投資を始めてはや5年。
ネット銀行口座と証券口座を連携できる、住信SBIネット銀行の口座を開設して、その流れでSBI証券の口座も開設。
この選択が、今後お金の勉強と投資を始めるきっかけをつくってくれました。
私自身が実際に投資を始めてからも、SBI証券は国内株式や、NISA枠での米国株式や海外ETFの売買手数料が無料化されたり、投資信託の保有でポイント付与されたり、どんどんサービスが向上しています。
国内株式、NISA口座、投資信託、米国株式、海外ETFなど、豊富なラインナップでさまざまなニーズを満たしてくれます。
初めての株式投資にSBI証券を選んで良かったと満足しているので、他の証券会社に乗り換えようと思ったことはありません。
NISA枠を使ってコツコツと継続的に積立投資をしたり、時には株主優待を楽しみに国内株式を購入したり、株式投資がすっかり生活に溶け込みました。
今やネット証券口座はネット銀行口座と同じように生活に必要なアイテムです。

