音楽を聴くツールは時代と共に変化しています。
自分はどんな時に、どんな風に音楽を聴いているのかを振り返ってみると、何年も前からほとんどCDで聴いていないことに気づきました。
それなのに、複数のCDラックや引き出しなどあちこちに軽く100枚以上のCDが!
今の音楽との付き合い方に合わせて、CDを片づけようと決意。
CDの片づけについて、音楽を聴くツールや聴き方の変化に合わせようと考えたこと、環境に優しい手放し方、片づけながら感じたことなどをまとめました。
音楽の聴き方は時代と共に進化
音楽と共に暮らす
音楽はずっと生活の一部。
朝の出勤時には音楽を聴きながら仕事モードに切り替え、家で仕事をする時も気分転換に音楽を流し、リラックスしたいときや落ち込んだときも音楽で癒やされ、ほぼ毎日音楽を聴いています。
ただ、音楽を聴くことに変わりはなくても、音楽を聴くツールや聴き方は時代と共に変化しています。
音楽メディアの移り変わり
実際にどんなふうに音楽の聴き方が変わったのか、振り返ってみました。
- レコード
- カセットテープ
- CD
- MD
- MP3
- ストリーミング
レコードやカセットテープなどアナログの時代から、1982年発売のCDによってデジタルの時代に移行。
カセットテープの代替として発売されたMD(ミニ・ディスク)は、いつの間にか消え、短命に終わります。
2001年、AppleのiPodの発売を機に、物理的媒体からMP3とデジタルダウンロードが主流に。
2007年にiPhoneの発売以降はデジタルダウンロードからストリーミング時代に突入。
CDは現役とはいえ、売上が年々減少する一方で、ストリーミング市場がどんどん拡大しています。
今どんな時にどんな風に音楽を聴く?
私自身はCDをステレオやプレイヤーで聴いていた時期もありましたが、もうずいぶん前からCDを取り出して音楽を聴いていないように思います。
帰国後にCDを数枚買ったのを最後に、この数年は1枚も購入していません。
しかも新しく買ったCDはすぐにリッピングして、日々聴いているのはi-phoneやパソコンから。
データを取り込んでから一度も触っていないCDも少なくありません。
最近は家でも外でも、圧倒的にストリーミングで聴く機会が多く、無意識でもいつのまにか時代の流れに乗っていることに気づかされました。
CDに触っていないなら手放すタイミング
聴かないCDから手放す
CDは枚数が増えると嵩張ります。
少しずつ買い集めたCDが100枚以上あり、いくつかあるCDラックに収まりきらず、ポータブルCDケースや引き出しなどあちこちに保管していました。
CDは消費して手放すという考えがなく、どんどん増えていくばかり。
でも、自分にとってCDの存在価値がなくなっていると感じたなら、手放すタイミングなのだと思います。
こうして、購入してから時間が経って聴かなくなったCDから少しずつ片づけ始めました。
CDは全て手放そうと決意
大量のCDを半分以下に減らした頃、思い切って片づけの仕上げをしようと決意しました。
目標は『ゼロ』。
この時点で、CDは40枚超。
古くてもお気に入りのCDや、帰国後に買い直した好きなアーティストのベストアルバム、最新アルバムなど、愛着のあるCDばかりです。
それでも、ほとんど触ることのないCDをずっと持っている必要はないし、いっそのこと全部手放してすっきりしたいと思ったのが片づけを再開したきっかけです。
まずは、データ化していないCDの音源を取り込み、試聴。
そうすると、これまで絶対手放せなかったのに、もう手放してもいいなと思うCDが数枚ありました。
地球に優しいCDの手放し方
- 買取専門店に送る、持ち込む
- フリマアプリに出品する
- 分別してゴミに出す
CDの手放し方は本と同じで、3通りです。
私自身、モノは大切に扱っているので、捨ててしまうのはもったいないと思い、リユース、リサイクルなど、できるだけ地球に優しい方法を選んでいます。
さらに、CDの場合、プラスティックケースとディスクは不燃ゴミになるため(自治体によっては違うので要チェック)、リユースできるCDはリユースを意識して進めます。
買取専門店に送る、持ち込む
CDを手放す際に、最初に利用したのは買取専門店です。
大量のCDを手放すとき、時間や手間をかけたくないときは買取専門店の宅配買取サービスが便利。
私は少しずつ整理したため、随時買取専門店に持ち込みました。
店舗に持ち込むと査定に時間がかかりますが、その場で換金できるのがメリットです。
ただ、海外で購入したCDやケースの割れ等で買い取ってもらえないCDも少なくありませんでした。
持ち帰ったCDは捨てるしかありません。
海外で購入したCDがかなりあったので、がっくり。
買取専門店への持込は査定に時間がかかる上に、買い取ってもらえないCDが多く、さらに買取価格が低いので、デメリットの方が大きく感じて、段々足が遠のきました。
フリマアプリに出品する
メルカリ出品の流れ
- CDの試聴
- 細部まで状態をチェック
- 出品物の撮影
- 出品
- 丁寧に梱包して発送
メルカリを日常的に活用するようになった頃、CDを出品してみることにしました。
まずは、CDを再生して音源に異常がないか確認します。
次に、試聴が終わったCDの状態を細部まで点検。
古いCDは一見大丈夫そうに見えても、慎重に見ると経年劣化により歌詞カードやジャケットが傷んでいたり、CDを固定するセンターピースが折れていたりします。
再生に問題があったり、損傷が激しいCDは出品対象から外して、廃棄。
続いて、プラスティックケースの表裏、ケースを開いた状態、ディスクを撮影。
プラスティックケースのスレやヒビ、ジャケットの皺など軽度の損傷なら、該当箇所を撮影しておきます。
そして、詳細を記載して出品。
損傷がある場合は正確に記載して、該当箇所がわかるように画像を添付します。
CDが売れたら、防水対策にビニール袋に入れてテープでしっかり閉じ、プチプチなど緩衝材に包んで、封筒に入れて発送します。
CDは売れるまでに時間がかかる
試しにCDを数枚出品してみて、CDは売れにくい?!と感じました。
本に比べて、閲覧数もいいね!の数も伸びないし、売れるまでに時間がかかります。
CDの出品数は多いので、需要より供給が上回っているからだと思います。
メルカリに初めて出品する方にとっては、CDは少しハードルが高いかもしれないので、先に本など売りやすいアイテムで慣れてから出品するのがおすすめです。
時間がかかっても、欲しい人の手に渡る
CDは時間がかかっても、確実に売れます。
海外で購入したCDも売れました。
なかには探している人がいるほど。
最新アルバムや古くてもベストアルバムなどは比較的売れやすいです。
セット売りも試しましたが、1枚1枚出品するほうが売れる印象です。
意外と、ケースが割れたり、ヒビが入ったりして破損していても、きちんと明記しておけば、問題なく売れました。
「状態がすごく良い品で感謝しています。」
「古いモノなのにきれいに保管されていたのですね!」
と、購入いただいた方からコメントをいただくと、素直に嬉しい。
モノを大事にしてきて良かったなと思う瞬間です。
メルカリに出品してみる!
招待コードを入力して
新規会員登録を完了すると、
500円分お得にお買い物できます
↓
招待コード
【GGWRCW】
分別してゴミに出す
CDのディスクとプラスティックケースは自治体によって分別の仕方が異なるので、確認してから捨てましょう。
私の住む地域では、ディスクとプラスティックケースの両方とも不燃ゴミ。
プラスティックケースを分解して、ジャケットやバックインレイ等紙類を取り出します。
ディスク、プラスチックケース、紙、ホッチキス等を自治体のゴミの分別どおりに分類して捨てます。
お気に入りのCDは手元に置くことに
『CDの片づけ最終回』は順調に進み、メルカリで売れたCDは28枚、現在出品中が数枚、他に10枚程度残っています。
メルカリに出品中のCDはこのまま様子を見ます。
実は、片づけているうちに、ちょっとした心境の変化がありました。
目標は『ゼロ』でしたが、今もときめきを感じるなら、無理に手放さず、取っておこうと思ったのです。
好きな音楽は心を癒やしてくれたり、元気をくれたりするので、愛着のある大切なCDは傍に置いています。
それも自然に必要ないと思う日が来たら、手放すかもしれません。
でも、今は好きなCDは大切な本と一緒に目に留まるように並べています。
そして、ライブで音楽を聴きたくなりました。
しばらく遠ざかっていたコンサートに行って、音楽を全身で楽しみたいです。
追記: ミュージックCDの片づけが一段落したら、データ用CDの片づけもしておきましょう。