季節感を味わえるグラン・ヴァニーユの焼き菓子で至福のティータイム

京都には、おいしいのはもちろん、個性豊かなケーキ屋さんがたくさんあります。
grains de vanille (グラン・ヴァニーユ)は、京都の中心にある季節感を大切にした洗練されたケーキが人気のパティスリー。
ケーキがおいしいと、焼き菓子にも期待が高まり、ケーキで満足した余韻を楽しみながら、テイクアウトの焼き菓子を選びます。
ケーキの賞味期限はその日のうちですが、焼き菓子は短くても1週間以上は日持ちするので、おうちで好きな時に味わえるのが魅力。
グラン・ヴァニーユの焼き菓子について、ラインナップ、食レポ、特徴、どこで買えるのかなどをまとめました。
グラン・ヴァニーユの焼き菓子
ケーキがおいしいパティスリーでは、焼き菓子にも期待が持てます。
店内で味わったケーキに満足すると、家でもその感動を味わいたくて、少し贅沢だと感じながらも日持ちのする焼き菓子をテイクアウト。
焼き菓子はケーキを味わった余韻と共に自宅で好きな時に楽しめるだけでなく、お土産やプレゼントとしても喜ばれます。
グラン・ヴァニーユに入店すると、向かって右側にチョコレートのショーケースとヴィエノワズリー、ケーキのショーケースと続きます。
左側には、焼き菓子コーナーがあり、パウンドケーキ、1点から購入できる個包装の焼き菓子、サブレ、季節のジャムなどが賑やかに並んでいます。
焼き菓子は基本いつでも買える印象がありますが、グラン・ヴァニーユの焼き菓子は季節限定品が多いのが特徴です。
通年で親しまれるマドレーヌ、フィナンシェ、ダコワーズなどの定番焼き菓子は、シンプルなテイストに加えて、季節の素材を合わせたバリエーションなど多彩。
さらに、エコセ・ドランジュ、モンモランシー、ショコラ・プリュンヌなどグラン・ヴァニーユならではの焼き菓子など種類が豊富。
どれもおいしそうで、バスケット型トレーに欲しい焼き菓子を入れていくと、いつの間にかいっぱいになってしまいます。
グラン・ヴァニーユの焼き菓子のラインナップ
焼き菓子の定番、フィナンシェ&マドレーヌ

Financier フィナンシェ
フィナンシェはフランス焼き菓子の定番中の定番。
卵白とアーモンドパウダーと焦がしバターを使った生地が特徴です。
小さな台形で黄金色に焼き上がったフィナンシェは形や色が金塊に似ているため、縁起物としてプレゼントなどにもぴったりな焼き菓子です。
でも、グラン・ヴァニーユのフィナンシェはお馴染みの台形ではなく、小判のような楕円形。
周りは黄金色、中心部にこんがり焼き色がついています。
原材料は砂糖、アーモンドパウダー、卵白、バター、蜂蜜、コーンスターチ。
風味豊かなまろやかなバターとコクのあるアーモンドパウダーの生地は香ばしくて、しっとり、口の中でじゅわーっと溶けていきます。
フィナンシェ好きにはたまらない、香り高く、濃厚でリッチな味わいは食べると、幸せな気持ちにしてくれます。
グラン・ヴァニーユでは、フィナンシェ・ショコラなどのバリエーションも作られています。
Financier chocolat フィナンシェ・ショコラは濃厚なチョコレート生地にグリオットチェリーが3粒飾られ、チョコ生地と甘酸っぱい果実味とのバランスが良く、夢見心地なひとときをプレゼントしてくれます。
Madeleine マドレーヌ
マドレーヌはフィナンシェと並ぶ、フランス焼き菓子の定番。
全卵と溶かしバターを使った、濃厚なバターの風味とふんわりしっとりとした食感と貝殻の形が特徴です。
グラン・ヴァニーユでは、シンプルなマドレーヌだけでなく、季節の食材を使ったバリエーションが作られています。
今回購入したのは、Madeleine ardéchois マドレーヌ・アルデショワ、マロンのマドレーヌ。
アルデショワとはフランスの栗を使った焼き菓子のこと。
原材料はマロンクリーム、卵、砂糖、バター、薄力粉、栗、洋酒、ベーキングパウダー。
マロンクリームと砕いたマロングラッセを練り込んだ、秋らしい贅沢なマドレーヌ。
栗の風味とふわっと香る洋酒が奏でる大人のマドレーヌです。
グランヴァニーユのオリジナル焼き菓子

Ecorce d’orange エコセ・ドランジュ
三角形が印象的なエコセ・ドランジュ。
ポップには、
チョコ生地とオレンジ生地
とシンプルに紹介されています。
チョコレートの生地に囲まれたオレンジ生地にはオレンジの皮がたっぷり。
心を元気にしてくれるオレンジ色が映えた彩りが美しく、チョコとオレンジがのスイーツが好きなので、一目惚れで購入しました。
原材料は卵、砂糖、バター、アーモンドパウダー、小麦粉、オレンジ、ココアパウダー、洋酒、ベーキングパウダー。
相性抜群のビターチョコレートとオレンジピールの風味が、洋酒を効かせたしっとり、柔らかい生地にマッチして、ほっぺたが落ちそうです。
あっという間に、なくなってしまいました。
エコセ・ドランジュはホールでも販売されているので、次はホールを買って、もう少し長く楽しみたいと企んでいます。
Chocolat prune ショコラ・プリュンヌ
ショコラ・プリュンヌはココナッツが入ったチョコレート生地にプルーンが飾られた焼き菓子です。
ココナッツの独特の風味のチョコレート生地とジューシーなプルーン、洋酒の組み合わせが楽しめます。
原材料は卵、砂糖、バター、チョコレート、カカオパウダー、小麦粉、プルーン、ココナッツ、洋酒。
しっとり、フルーティな大人の焼き菓子です。
パウンドケーキやサブレ、その他焼き菓子

パウンドケーキ
グラン・ヴァニーユはパウンドケーキのラインナップも充実。
定番はケーク・オ・フリュイやケーク・ショコラ・フィグ・オランジュ。
Cake aux fruits ケーク・オ・フリュイはフルーツケーキ。
シナモンの効いた生地にさまざまなドライフルーツが混ぜ込まれ、アプリコットジャムで仕上げられています。
Cake chocolate figue orange ケーク・ショコラ・フィグ・オランジュはいちじく、オレンジコンフィのチョコレートケーキ。
しっとりとしたチョコレート生地にドライいちじくと甘いオレンジコンフィを混ぜて焼き上げられ、仕上げにマルサラワインのシロップが使用されています。
秋冬限定の Cake aux marron ケーク・オ・マロンはマロンケーキ。
マロンをふんだんに使用したパウンド生地にチョコレートを合わせて香ばしく焼き上げられています。
他にも、訪れる時期によって、季節のフルーツや食材を使ったパウンドケーキに巡り会えます。
エコセ・ドランジュのように、ホールと個包装の両方が販売されている焼き菓子があります。
まずはお試しで個包装を食べてみて、気に入ったらホールを買ってみるのもあり!
その他焼き菓子、サブレ、ジャム
他にも、印象に残っている焼き菓子があります。
ケーキと同じ名前の Montmorency モンモランシーはしっとりとした生地の上に飾られたグリオットチェリーの酸味がじゅわーと広がります。
ケーキとはまた違ったテイストで楽しめます。
Dacquoise ダコワーズはピスタチオクリームとグリオット、マロンクリームと角切りのマロンなど、バリエーションが豊富。
サブレは数種類、季節のジャムも並んでいます。
チョコレートとチョコを使った焼き菓子

入口に一番近いショーケースには、プラリネやチョコレートを使った焼き菓子が並んでいます。
左端で存在感を放つのは、Couronne Chocolat クーロンヌ・ショコラ。
ピーナッツオイルが使用され、しっとりと焼き上がった濃厚なチョコレート生地に口溶けの良いガナッシュがたっぷりとサンドされ、ビターチョコレートでコーティングされています。
その隣には、3種類の Carrément chocolat キャレモン・ショコラ。
しっとりと焼き上げたチョコレート生地と濃厚なガナッシュが交互に組まれています。
どちらも冷蔵保存で10日から2週間程日持ちするので、秋冬にテイクアウトしておうちで楽しみたい贅沢なチョコレートケーキです。
グラン・ヴァニーユの焼き菓子の特徴
ここまでの内容をざっくりまとめると、グラン・ヴァニーユの焼き菓子たちはこんなスイーツです。
- 季節感を楽しめる
- ビジュアルも美しい大人のお菓子
- 厳選された素材
- 賞味期限は短め
- 価格は高め
季節感を楽しめる
グラン・ヴァニーユでは、季節感が大切にされています。
ケーキや生菓子だけでなく、焼き菓子にも季節の食材がふんだんに使われています。
もちろん通年で作られている定番の焼き菓子はありますが、季節限定の焼き菓子が豊富。
春はベリーやシトラス、夏はトロピカルフルーツ、秋はマロンやキャラメル、冬はチョコレートというふうに、四季折々の食材を用いて作られています。
焼き菓子からも季節の移り変わりが楽しめ、訪れる度に新しい味や懐かしい味に出会えます。
ビジュアルも美しい大人のお菓子
グラン・ヴァニーユのケーキはとにかくきれいなのですが、焼き菓子も洗練された上品なビジュアルです。
ナッツを使ったり、洋酒を効かせたり、酸味のあるフルーツを合わせたり、大人のテイストが多いのも特徴。
お気に入りのお皿に載せて、お気に入りのカップに淹れた紅茶やコーヒーとともに、優雅なティータイムを楽しむのにぴったりです。
厳選された素材
グラン・ヴァニーユのスイーツは、上質なバター、小麦粉、砂糖、アーモンドなどが使用されています。
焼きたての美味しさを味わえるように、保存料やエージレス(脱酸素剤)は不使用。
なので、どの焼き菓子も原材料は驚くほどシンプル。
ホームメイドのお菓子のように安心して食べられます。
そして、少ない素材だからこそ、ひとつひとつが厳選され、風味が引き立ち、丁寧に作られているため、上品でやさしい味わいの焼き菓子に仕上がっています。
賞味期限は短め
グラン・ヴァニーユの焼き菓子には保存料やエージレスが使われていません。
そのため、一般的な焼き菓子に比べると、グラン・ヴァニーユの焼き菓子は賞味期限が短く設定されています。
実際に購入した個包装の焼き菓子の賞味期限は9日前後。
パウンドケーキは2週間前後。
価格は高め
個包装の焼き菓子は350円前後。
パウンドケーキは1,700円~。
正直高いですが、納得できるクォリティなのです。
テイクアウト用の焼き菓子をあれもこれもバスケットに入れてしまうと、すぐに予算オーバーしてしまうので、悩ましいです。
グラン・ヴァニーユは京都のパティスリー
グラン・ヴァニーユの基本情報

| 住 所 | 京都市中京区間之町二条下ル鍵屋町486 |
| TEL. | 075-241-7726 |
| 営業時間 | 10:30〜18:00 |
| 定休日 | 日曜日、月曜日 |
| アクセス | 京都市営地下鉄烏丸線、東西線 烏丸御池駅 徒歩5分 京阪電車 京阪本線 三条京阪駅 徒歩20分 駐車場 店舗前2台 |
| 公式ウェブサイト | https://www.grainsdevanille.com/ |
2011年2月6日に京都のオフィス街にあたる烏丸御池の近くにオープンしたフランス菓子店 grains de vanille (グラン・ヴァニーユ)。
お菓子屋さんをイメージできるようにと、フランス語で『バニラの種』を意味するグラン・ヴァニーユと名付けられました。
オーナーシェフの津田励祐氏は、辻調グループフランス校エスコフィエ校卒業後、神戸の『パティシエ イデミスギノ』を経て、パリの『ピエール・エルメ・パリ』などで修業。
帰国後、東京に移転した『イデミスギノ』に勤務。
2011年に独立して、 grains de vanille をオープン。
同年3月にフランスで開催された『トロフィー・ド・コアントロー杯』で味覚部門1位、総合2位を獲得。
2015年のミラノ万博では、スイーツの世界大会『ワールド・トロフィー・オブ・ペストリー・アイスクリーム&チョコレート』でチョコレートを担当し、優勝。
そんな輝かしい経歴の持ち主が腕を振るうグラン・ヴァニーユは京都のスイーツ好きの心を掴みます。
2023年10月にリニューアルオープン。
店内が広くなり、ショーケースの位置が変わりました。
白が基調の北欧調のシンプルな内装に観葉植物の緑やカラフルなオブジェが加わり、華やかで明るい雰囲気に。
支払い方法は現金のみ!
グラン・ヴァニーユは遠方から来る人も多く、カフェでケーキを複数個食べたり、沢山の焼き菓子をテイクアウトする人も少なくありません。
ただ、支払い方法は現金のみ。
キャッシュレスが進む中、普段現金を持ち歩かない人が増えていますが、グラン・ヴァニーユに行く際は予め現金があるか確認を!
グラン・ヴァニーユのスイーツの種類や店内の様子、ケーキについては、下記の記事に詳しくまとめています。
グラン・ヴァニーユのスイーツはどこで買える?
グラン・ヴァニーユの店舗
グラン・ヴァニーユは京都に1店舗のみ。
デパートなどにも出店していません。
店内には、ケーキの他、焼き菓子やペストリー、チョコレートなど目移りする程沢山のスイーツが並んでいます。
ケーキに焼き菓子、ペストリー、どれも絶品!
個包装の焼き菓子は1点から購入できるので、自分の好きな焼き菓子を選んで、好きなだけ買えるのは嬉しいです。
グラン・ヴァニーユ オンラインショップ
ケーキなど生菓子は店頭でしか買えませんが、焼き菓子やチョコレート、ジャムなど日持ちのするスイーツはグラン・ヴァニーユ オンラインショップで購入できます。
ただ、焼き菓子は詰め合わせのみ。
どの焼き菓子が届くかは開けてからのお楽しみ!
毎週水曜日までの注文分を木曜日に発送するシステムです。
送料については、通常便とクール便料金があり、地域によって異なります。
焼き菓子の通常便とチョコレートなどのクール便は別の便になるようです。
ちなみに、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、販売されていません。
オンラインでも、他に販売網はないようです。
季節を感じる焼き菓子とおうちで幸せなひとときを
グラン・ヴァニーユには、定番焼き菓子だけでなく、季節の移ろいに合わせた、旬の焼き菓子まで、多彩な顔ぶれが揃います。
バスケットの中に並ぶ焼き菓子、テーブルの上にデコレーションされたパウンドケーキにサブレ、どれもシンプルで上品、見ているだけで幸せな気分になります。
季節の移り変わりとともに新しい焼き菓子に出会い、旬の焼き菓子を味わってみたいけれど、リピートもしたい、甘い誘惑に包まれます。
どれにしようか悩んでいる時間さえワクワク!
こうして選んだ焼き菓子を持ち帰り、いつ食べようか、紅茶にしようか、コーヒーにしようかと考えながら、味わうひとときはまさにおうちで叶う至福のティータイムです。

