京都で愛されるたま木亭、ココでしか味わえない焼き立てのパン!

京都府宇治市に店舗を構えるベーカリー、『たま木亭』。
地元はもちろん、府外からも多くの人が足を運ぶ、行列の絶えない人気店です。
たま木亭には、食事パン、菓子パン、惣菜パンなど多種多様の焼き立てのパンが並びます。
私自身は長年たま木亭のパンを愛食していますが、何度食べても生地の美味しさと素材の良さ、個性豊かなパンたちにワクワクさせられ、また食べたいと思うのです。
たま木亭に長年足を運ぶ体験を基に、基本情報をはじめ、パンの種類や店内の様子、比較的空(す)いている曜日や時間帯、予約できるパンの種類など、リアルな情報を紹介します。
京都はパンの街
パンが愛される京都の人気店
京都というと、和食のイメージが強いかもしれませんが、実は老若男女を問わずパンが大好き。
京都は全国で最もパンを消費する街という調査結果があります。
パン年間支出金額
| 順位 | 市名 | 都道府県名 | 年間支出金額 (円) |
|---|---|---|---|
| 全国 | 32,575 | ||
| 1 | 京都市 | 京都府 | 39,257 |
| 2 | 神戸市 | 兵庫県 | 38,686 |
| 3 | 大津市 | 滋賀県 | 38,222 |
TOP3が全て関西圏なのは意外な結果です!
消費量ではランキングが入れ替わり、京都市は3位とはいえ、とにかく京都でパンが愛されていることがわかります。
実際、京都市内には老舗から新店までパンの名店がひしめいています。
そんなレベルの高いベーカリーを差し置き、食べログで発表された京都府にあるパンのお店のランキング(2026年9月1日更新)の堂々1位に輝くのは、京都市の隣、宇治市に店舗を構える『たま木亭』です。
たま木亭は一度は訪れたい100店を選出した、百名店に2017~20年と2022年に選ばれた実力店。
2026年7月7日に発表された、食べログ パン 百名店 2026にも、『パン WEST 百名店』に選出されています。
パン好きなら一度は行ってみたいと思うすごいベーカリーなのです!
たま木亭との出会い
私自身もパンが大好きで、毎日食べています。
そんな私が初めてたま木亭のパンに出会ったのは、現在の店舗に移転する前の小さな店だった頃。
イタリアから一時帰国した際に、パン好きの妹がハマっているパン屋さんだと聞いて、買いに行き、私も虜(とりこ)になりました。
オープンしてからどのくらい経った頃かははっきり覚えていませんが、かれこれ20年近く前だったように思います。
今でも、その頃から、愛食しているパンがいくつもあります!
それ以来、一時帰国する度にたま木亭に行くのが楽しみになり、帰国後は一番贔屓のベーカリーに。
2015年にリニューアルオープンした当時は店舗が広くなって、ゆっくり選べそうと期待しましたが、実際にはいつも大勢のお客さんで賑わい、入店できない人が道路まで並ぶ光景も珍しくありません。
たま木亭は京都宇治の行列ができるベーカリー

たま木亭の基本情報
| 住 所 | 京都府宇治市五ヶ庄平野57-14 |
| TEL. | 0774-38-1801 |
| 営業時間 | 8:00~18:45 |
| 定休日 | 月曜日、火曜日、水曜日 |
| アクセス | JR奈良線黄檗駅 徒歩5分 京阪宇治線黄檗駅 徒歩6分 専用駐車場完備 32台 |
| 公式ウェブサイト | http://www.tamaki-tei.com/ |
たま木亭は2001年2月、宇治市の黄檗(おうばく)駅近くにオープン。
記憶を辿る(たどる)と、間口の小さなマンションの地階にあり、お客さん数人でいっぱいになるような小さな店舗でした。
知る人ぞ知る、とにかく生地が美味しい、個性的なパン屋さんという印象。
2015年7月23日、そこから歩いて5分ほどの場所に移転して、リニューアルオープン。
現店舗は広い敷地に駐車場を備えた路面店で、京都大学の宇治キャンパスの向かいにあります。
季候が良い時期には、焼きたてのパンを芝生の上で食べる人の姿も見られます。
営業日は木金土日
たま木亭は人気店なのに、なんと週休3日!
毎週月、火、水は休みです。
実質、木曜日から日曜日まで、週4日間の営業。
たまに臨時休業があるので、事前に公式サイトをチェックしておくと安心です。
周辺は食堂が数軒あるくらいで、特に何もない場所ですが、連日たま木亭のパンを目当てに訪れる人が後を絶ちません。
特に、土日祝日の午前中から午後3時頃までは府外からも大勢の人が来るので、道路まで長い列ができることもあります。
支払い方法は現金のみ!
たま木亭は遠方から来る人も多く、爆買いする人も少なくありません。
ただ、支払い方法は現金のみ。
キャッシュレスが進む中、普段現金を持ち歩かない人が増えていますが、たま木亭に行く際は事前に現金があるか確認を!
レジでパンを載せたトレーを置き、マイバッグ持参なら店員さんに預けます。
4,500円以上購入すると紙袋が無料でもらえます。
セミセルフレジなので、自動精算機に現金を投入して決済。
たま木亭の25周年記念イベントについては、下記の記事に詳しくまとめています。
たま木亭にはどんなパンがある?
ドアを開けると、冷蔵の菓子パンと調理パンがズラリ

たま木亭の近くに来ると、香ばしいパンの香りが漂い、食欲をそそります。
店舗の外で並んでいる時も、パンの香りに包まれ、さらにテンションが上がります。
入口のドアと引き戸を開けて、トレーとトングを取ると、目の前に冷蔵のパンが上段から下段までぎっしりと並んでいます。
上段にはクリームやフルーツを使った菓子パンがずらり。
下段にはバゲットを使ったカスクルートやフォカッチャなどのサンドイッチ系が並びます。
その先へ進むと、食パンを使ったサンドイッチやクリームを挟んだ菓子パンなど冷蔵のパンが続きます。
カーブを描いたディスプレイに並ぶパン

カーブを描いた陳列棚は2段。
陳列棚の奥にはガラス越しに厨房が見えます。
沢山のパンが賑やかに並んでいるのを見るだけで、心が満たされます。
上段には、左端から、人気のカレーパン、パンシュー、ベーコンハースなどの調理パン。
下段は菓子パンのオンパレード。
クリームパンなどシンプルな菓子パンから、たま木亭らしいナッツやチョコレート、ドライフルーツなどをふんだんに使った個性的なパンまで、目移りするほど沢山の種類のパンに迎えられます。
基本、一方通行で進んでいくスタイル。
お客さんが多いと、後戻りしにくい時があるので、欲しいパンを逃さないように要注意!
美味しそうなパンを前に、どれにしようか選ぶのは幸せな瞬間です。
カレーパンについては、下記の記事に詳しくまとめています。
レジ横にハード系パンや人気のクロワッサン&クニャーネ
カーブの陳列棚の端までくると、レジに並ぶ列が続きますが、まだまだパンの誘惑は続きます。
むしろ、ここからがたま木亭の真骨頂!
左側のショーケースにはバゲットや十勝コンプレなどの食事パン、食パン、クロワッサン、こげぱん、人気のクニャーネなどが並びます。
このコーナーのパンはセルフサービスではなく、レジで店員さんに頼んで購入します。
食パンは四角い形の角食のみ。
1本(2斤)または1/2(1斤)単位で販売されています。
1斤の5枚切とスライスしていないブロックがあります。
一番レジに近いショーケースには人気のクニャーネが。
現在は1人2個までの制限があるにもかかわらず、平日でも昼頃には完売してしまうことが珍しくなく、見つけたらラッキー!
バゲットやクロワッサン、クニャーネなど人気パンを確実に購入するには、平日の午前中、できるだけ早い時間に行くのがおすすめです。
レジ横のパンについては、下記の記事に詳しくまとめています。
たま木亭の豆知識
すいている曜日や時間帯は?
比較的空いているのは平日。
ただ、たま木亭は月曜日から水曜日まで定休日なので、平日は木曜日と金曜日のみ。
平日でもお昼前後は並ぶこともありますが、店舗の外壁沿いに収まる程度で、道路にまで並ぶほどではありません。
土日祝日は朝から長蛇の列ができます。
季節や天気にもよりますが、午後3時頃までは並ぶ覚悟が必要です。
お昼でもパンは随時焼き上がります。
焼きたての温かいパンに出会えると嬉しくなります。
夕方は空いていますが、パンの種類が少なくなり、人気のパンなどは早い時間に完売してしまうので、お目当てのパンが買えないリスクがあります。
営業時間は18:45までですが、パンが完売次第閉まるので、ご注意を!
結局は、並んででも沢山の種類のパンの中から選んで買うか、夕方の時間帯に並ばずに入店して出会えるパンを買うか、どちらかです。
人気店ならではの悩める選択なのかもしれません。
予約できるパンの種類は?
2026年3月以降、予約できるのは角食(食パン)のみに。
もともとレジ横のショーケースの食事パンや食パンは予約できたのですが、2026年2月22日に『情熱大陸』が放送された後は、以前にも増してお客さんが殺到、昼過ぎにはパンが完売してしまう日もありました。
夏頃からようやく以前の普通の混み具合?に落ち着いてきています。
ただ、一部のパンに個数制限が設けられたり、変わったこともあります。
予約可能な角食については、1家族2本まで。
前日までに電話予約が必要ですが、店頭販売を確保するために、予約数には限りがあるようなので、早めの予約がおすすめです。
予約時に頼むと、自分好みの枚数にスライスしてもらえます!
予約したパンを受け取るだけなら、行列ができていても、警備員さんに断って並ばず入店できます。
たま木亭のパンを深掘り!書籍『忘れられないパン 「たま木亭」』
店主の玉木潤さん著作の『忘れられないパン 「たま木亭」』は2016年7月、現在の店舗に移転して約1年後に出版されました。
A4サイズの本には、たま木亭で実際に販売されているパンの数々がカラーで掲載され、基本の生地とその進化系というくくりで、コメントやレシピが紹介されています。
パン作りが好きな人にはもちろん、たま木亭のパンが好きな人なら読み進めるうちに、玉木シェフのパンへの愛情とこだわりが伝わり、ますますたま木亭のパンが好きになるはず。
この本を読んでいると、これまで食べたことがないパンでも、思わず食べてみたくなります。
まさにたま木亭のパンの美味しさの秘密がわかる一冊です。
店舗でも販売されています。
わざわざ足を運ぶ価値のある唯一無二のパン
公式サイトに記載があるとおり、たま木亭は新店舗展開も、百貨店や商業施設への出店も、インターネット通販も一切していません。
こんなに売れているのに、なぜ新店を出さないのだろうと不思議でしたが、それはオーナーシェフの玉木さんのパンの魅力を最高の状態で伝えたいという揺るぎない信念からの選択。
玉木シェフの目の行き届く範囲で、パンをベストな状態で送り出すというスタンスから、いつも変わらない美味しいパンを食べることができるのです。
その強い思いがたま木亭に並ぶひとつひとつのパンに宿り、決して便利とは言えない宇治市にポツンと建つベーカリーに、遠路はるばる足を運ぶ人々に伝わっているのだと思います。
たま木亭のパンはこの店に来た人だけが味わえる唯一無二のパンなのです!
追記:たま木亭のパンの大ファンのひとりとして、今後も、人気のパンやさまざまなパンの特徴と魅力、個人的にお気に入りのパンなどを取り上げていく予定です。

