grains de vanille (グラン・ヴァニーユ)のパティスリー

京都には、おいしいのはもちろん、個性豊かなケーキ屋さんがたくさんあります。

grains de vanille (グラン・ヴァニーユ)は、京都の中心にある季節感を大切にした洗練されたケーキが人気のパティスリー。

パティスリーを巡ると、たまーにヴィエノワズリーが並んでいるのを見かけます。

実は、グラン・ヴァニーユの菓子パンはとびきりのクォリティ!

グラン・ヴァニーユのヴィエノワズリーについて、ラインナップ、食レポ、特徴などをまとめました。

グラン・ヴァニーユのヴィエノワズリー

ヴィエノワズリーとは?

ケーキが人気のパティスリーでたまに見かける、クロワッサンなどの菓子パンが並ぶヴィエノワズリーのコーナー。

ヴィエノワズリー viennoiserie はフランス語で、直訳するとウイーンのモノ。

つまり、ヴィエノワズリーとは、ウイーンからパリに伝わった、クロワッサンやブリオッシュなど、バター、卵、砂糖をふんだんに使った、イースト発酵させた甘いパン菓子の総称です

パンとお菓子の中間的な存在で、パン屋さんとケーキ屋さんのどちらでも作られています。

定番から季節限定のヴィエノワズリー

グラン・ヴァニーユには、約10種類のヴィエノワズリーが並びます。

入店して、向かって右側のチョコレートとケーキのショーケースとの間ヴィエノワズリースペース

定番のクロワッサンやパン・オ・ショコラ、クイニーアマン、フラン・ナチュールをはじめ、季節のフルーツを使ったタルト・セゾンやマロンパイなどが少しずつ。

私の場合、初めてのグラン・ヴァニーユでは、まず店内でケーキをいただき、甘い余韻に浸りながら、パンをテイクアウト。

パン好きの私。

ケーキが美味しいと、パンにも期待が高まるのです。

迷わず選んだのがパン・オ・ショコラ。

あまりのおいしさに感動して以来、イートインのケーキをオーダーする時に、テイクアウト用にパンを頼んでおくようにしています。

グラン・ヴァニーユのヴィエノワズリーのラインナップ

ヴィエノワズリーの定番、クロワッサン&パン・オ・ショコラ

grains de vanille (グラン・ヴァニーユ)のクロワッサン&パン・オ・ショコラ
左からパン・オ・ショコラ、クロワッサン

croissants クロワッサン

フランスパンの中でも絶大な人気を誇るクロワッサン

バターをパン生地に折りこんで焼き上げられ、サクサクした食感が特徴的です。

ポップには、

発酵バターを使用し、風味豊かに仕上げました

ぽっちゃりとした菱形のクロワッサンは外側の層がきめ細かく、こんがりと焼き上がっています。

私自身はパン・オ・ショコラが好きすぎて、クロワッサンはまだ食べていませんが、サクサクとした風味豊かなクロワッサン生地から想像するに、リッチな味わいに違いありません。

pain au chocolat パン・オ・ショコラ

パン・オ・ショコラはクロワッサン生地に、チョコレートバーを包んで焼き上げたパン

ポップには、

フランス産のチョコレートを使用し、リッチに仕上げました

クロワッサンは大好き、パン・オ・ショコラに目がない私。

初めてのパン屋さんやケーキ屋さんに両方並んでいると、迷わずパン・オ・ショコラを選びます。

なので、私にとっては、パン・オ・ショコラはそのお店の菓子パンを見極める基準ともなる存在。

グラン・ヴァニーユのパン・オ・ショコラはまずそのボリュームに目を奪われます

一般的な四角い形のパン・オ・ショコラに比べて、特に高さが半端なく、ふっくらと膨らんでいて、圧倒的な存在感!

きめ細かく繊細なクロワッサン生地の層がさらに期待を膨らませます。

バターをたっぷり織り込んだ、サックサクの生地の中から濃厚チョコレートが顔を出し、ちょっとビターなチョコとホロホロと崩れるバターリッチな香ばしい生地のハーモニーが絶妙

パン・オ・ショコラが美味しいベーカリーは京都に何店かありますが、グラン・ヴァニーユのパン・オ・ショコラはこれまで食べた中で一番のお気に入り。

なので、同店でパン・オ・ショコラを見つけたら必ず買ってしまうのです。

ブルターニュ地方の伝統菓子 kouign-amann クイニーアマン

grains de vanille (グラン・ヴァニーユ)のクイニーアマン

クイニーアマンは、フランスのブルターニュ地方発祥の伝統的な発酵焼き菓子。

現地で話されるブルトン語で、 kouign amann と綴り、発音すると『クーニャマン』。

クイニーはお菓子、アマンはバターの意味なので、クイニーアマンはバターをふんだんに使ったお菓子。

ポップには、

ブルターニュ地方の伝統菓子

とシンプルに紹介されています。

キャラメリゼされたツヤツヤの表面から、これまで食べたクイニーアマンとは違う食感が味わえる予感がして購入。

キャラメリゼのガリガリ食感を楽しむと、たっぷりのバターと砂糖が折り込まれた香ばしく、しっとりとした生地から、芳醇なバターの風味と濃厚な甘さが口いっぱいに広がり、甘ーい余韻が続きます

グラン・ヴァニーユのクイニーアマンは朝食のパンというより、お菓子。

余談ですが、京都の人気ベーカリー、たま木亭には、薄くて渦巻き状の楕円形、ザクザクしたバターの風味が豊かな甘い菓子パン、クーニャマンがあります。

同じ伝統菓子でも、形状が全く違うので面白い。

本場ブルターニュ地方の kouign amann はどんなお菓子なのか興味が湧いてきます。

たま木亭のパンの種類や店内の様子など基本のキについては、下記の記事に詳しくまとめています。

たま木亭 店外のデザインパネル
京都で愛されるたま木亭、ココでしか味わえない焼き立てのパン!京都府宇治市のベーカリー『たま木亭』。地元客はもちろん、府外からも多くの人が足を運ぶ人気店です。長年たま木亭に足を運んで得た情報を基に、基本情報やパンの種類、店内の様子、比較的空いている曜日や時間帯、予約できるパンの種類などを紹介します。...

グラン・ヴァニーユのヴィエノワズリーの特徴

ここまでの内容をざっくりまとめると、グラン・ヴァニーユのヴィエノワズリーはこんな菓子パンです。

ヴィエノワズリーの特徴
  • 季節感を楽しめる
  • 大きくて、リッチな菓子パン
  • 厳選された素材
  • 賞味期限は短め
  • 価格は高め

季節感を楽しめる

グラン・ヴァニーユでは、季節感が大切にされています

ヴィエノワズリーのコーナーには、クロワッサンやパン・オ・ショコラなどの定番に加えて、季節の食材が使われたタルトや菓子パン、パイなどが並びます。

春はベリーやシトラス、夏はトロピカルフルーツ、秋はマロンやキャラメル、冬はチョコレートというふうに、四季折々の食材を用いて作られています。

ヴィエノワズリーからも季節の移り変わりが楽しめ、訪れる度に新しい味や懐かしい味に出会えます。

大きくて、リッチな菓子パン

グラン・ヴァニーユの菓子パンたちは大きめなので、食べる前のワクワク感と食後の満足感が味わえます

クロワッサン生地のきめ細かく繊細な層が美しく、発酵バターの風味豊かなサクサクの香ばしい生地は絶品。

パン・オ・ショコラに使われているチョコレートもリッチな味わいです。

翌日の朝食、おやつ、優雅なティータイムに、ちょっと贅沢なパン。

厳選された素材

グラン・ヴァニーユのスイーツには、上質なバター、小麦粉、砂糖、アーモンドなどが使用されています

焼きたての美味しさを味わえるように、保存料やエージレス(脱酸素剤)は不使用。

菓子パンからも素材へのこだわりがしっかりと感じられます。

賞味期限は本日中

グラン・ヴァニーユのスイーツには、保存料やエージレスが使われていないため、賞味期限が短く設定されています

ヴィエノワズリーも例に漏れず、店員さんに確認したところ、賞味期限は当日中

とはいえ、さすがに当日全部は食べられないので、菓子パンは翌日の朝食に。

当日中に食べたらもっとおいしいはずだとわかってはいるのですが・・・。

価格は高め

クロワッサンは350円、パン・オ・ショコラは380円、クイニーアマンは450円。

その他パイやケーキなどは500円前後が中心です。

可愛くない価格ですが、とにかくリッチな味わいなので、たまの贅沢と思って、訪れる度に手が伸びてしまうのです

グラン・ヴァニーユは京都のパティスリー

グラン・ヴァニーユの基本情報

grains de vanille (グラン・ヴァニーユ) 店舗の外観
住 所京都市中京区間之町二条下ル鍵屋町486
TEL.075-241-7726
営業時間10:30〜18:00
定休日日曜日、月曜日
アクセス京都市営地下鉄烏丸線、東西線 烏丸御池駅 徒歩5分
京阪電車 京阪本線 三条京阪駅 徒歩20分
駐車場 店舗前2台
公式ウェブサイトhttps://www.grainsdevanille.com/

2011年2月6日に京都のオフィス街にあたる烏丸御池の近くにオープンしたフランス菓子店 grains de vanille (グラン・ヴァニーユ)。

お菓子屋さんをイメージできるようにと、フランス語で『バニラの種を意味するグラン・ヴァニーユと名付けられました

オーナーシェフの津田励祐氏は、辻調グループフランス校エスコフィエ校卒業後、神戸の『パティシエ イデミスギノ』を経て、パリの『ピエール・エルメ・パリ』などで修業。

帰国後、東京に移転した『イデミスギノ』に勤務。

2011年に独立して、 grains de vanille をオープン

同年3月にフランスで開催された『トロフィー・ド・コアントロー杯』で味覚部門1位、総合2位を獲得。

2015年のミラノ万博では、スイーツの世界大会『ワールド・トロフィー・オブ・ペストリー・アイスクリーム&チョコレート』でチョコレートを担当し、優勝。

そんな輝かしい経歴の持ち主が腕を振るうグラン・ヴァニーユは京都のスイーツ好きの心を掴みます。

2023年10月にリニューアルオープン

店内が広くなり、ショーケースの位置が変わりました。

白が基調の北欧調のシンプルな内装に観葉植物の緑やカラフルなオブジェが加わり、華やかで明るい雰囲気に。

支払い方法は現金のみ!

グラン・ヴァニーユは遠方から来る人も多く、カフェでケーキを複数個食べたり、沢山の焼き菓子をテイクアウトする人も少なくありません。

ただ、支払い方法は現金のみ

キャッシュレスが進む中、普段現金を持ち歩かない人が増えていますが、グラン・ヴァニーユに行く際は予め現金があるか確認を!

グラン・ヴァニーユのスイーツの種類や店内の様子、ケーキについては、下記の記事に詳しくまとめています。

grains de vanille (グラン・ヴァニーユ)の季節のケーキたち
京都で味わう!グラン・ヴァニーユの洗練された大人のケーキ京都のオフィス街の近くにあるパティスリー、 grains de vanille (グラン・ヴァニーユ)には、季節感を大切にフランス菓子の技法で作られたケーキが並びます。グラン・ヴァニーユについて、基本情報や特徴、ケーキの食レポ、どこで買えるのかなどをまとめました。...

グラン・ヴァニーユの焼き菓子については、下記の記事に詳しくまとめています。

grains de vanille (グラン・ヴァニーユ)の焼き菓子
季節感を味わえるグラン・ヴァニーユの焼き菓子で至福のティータイムグラン・ヴァニーユは、京都の中心にある人気のパティスリー。おうちで好きな時に味わえる焼き菓子は大人の優雅な時間をプレゼントしてくれます。グラン・ヴァニーユの焼き菓子について、ラインナップ、食レポ、特徴、どこで買えるのかなどをまとめました。...

グラン・ヴァニーユのパンが買えるのは店舗のみ!

グラン・ヴァニーユは京都に1店舗のみ

デパートなどにも出店していません。

店内には、ケーキの他、焼き菓子やヴィエノワズリー、チョコレートなど目移りする程沢山のスイーツが並んでいます。

ケーキに焼き菓子、菓子パン、どれも絶品!

ヴィエノワズリーは華やかなケーキや焼き菓子、チョコレートの陰に隠れてしまいがちですが、見逃せません!

グラン・ヴァニーユの菓子パンはとびきりのクォリティ!

グラン・ヴァニーユのヴィエノワズリーは、さすがパティスリーが作る菓子パンとうならせるクォリティ

ケーキのような華はなくても、ビジュアル的にも美しく、厳選された素材が使われ、丁寧に作られています。

種類や数がそれ程多くないので、午後になるとどんどん売り切れてしまいます。

賞味期限が短いため、まとめ買いできないのが残念。

結局、私の場合、他のパンも食べてみたいといつも思いつつ、大好きなパン・オ・ショコラばかり買ってしまうのです。

グラン・ヴァニーユのケーキが気に入ったら、パンもぜひお試しあれ!