
食器の中でも割れやすいガラスのコップ。
特に気に入ってよく使うグラスほど、割ってしまいがちです。
夏は冷たい飲み物をガラスコップに入れて飲む機会が増えます。
なので、食器棚にすっきり並んだ、お気に入りのガラスコップをさっと取り出して、心地よく喉を潤せるようにしておきたいものです。
コップの片づけについて、夏だからこそガラスコップを手放せる理由、コップの手放し方、モロゾフのプリンの容器の小話と捨て方などをまとめました。
コップの種類と季節
コップの種類
コップは、取っ手のついていない、飲み物に用いる容器。
一口にコップと言っても、グラス、お湯呑み、タンブラーなど、形状や素材、用途の異なるさまざまな器があります。
素材については特に制限はありません。
ガラス製はもちろん、プラスチック製、金属製、紙製、陶器製など、さまざまな素材から作られるコップが存在しています。
また、コップは冷たいドリンクを入れて飲むもの、というイメージがありますが、実際には温かい飲み物にも使えます。
例えば、取っ手のついていない陶器、いわゆるお湯呑みなどはコップの一種ですが、冷たい飲み物にも熱い飲み物にも使います。
夏はガラスコップの出番が増える
コップは温かい飲み物にも冷たい飲み物にも使えるので、年中活躍しそうですが、実際には季節によって使い分ける人が多いのではないでしょうか。
夏場は冷たい飲み物をガラスコップに入れる機会が多いです。
耐熱性のガラスコップは熱い飲み物にも使えますが、一般的には熱に弱いので、冷たい飲み物専用です。
一方、冬場は陶器のコップに温かい飲み物を入れて飲みたくなります。
個人的には、真冬でも冷たい水やアルコール類を飲むので、年中ガラスコップを使います。
それでも、暑くなると温かいほうじ茶や緑茶から冷たい麦茶に換えたり、時には作り置きしたアイスコーヒーに氷を入れて飲んだり、ガラスコップの出番が一気に増えます。
コップは使ってみないとわからない
たかがコップ、されどコップ
コップは奥深い器だと感じます。
厳選して買ったのに、実際に使ってみると、口当たりが良くなかったり、大きすぎたり、小さすぎたり、薄すぎたり、厚すぎたり、持ちにくかったり、手に馴染みにくかったりすることも。
さまざまな理由で段々使う頻度が減り、次第に食器棚の奥をずっと陣取ってしまうのです。
そうなると、そのコップはずっと持っていたとしても、使われることのない存在。
それなら、いっそ手放してしまった方がすっきりします。
一方で、デザイン性や使いやすさが気に入って、しょっちゅう使っていると、落として割ってしまうことも。
落としても割れないコップもあるのに、悲しいかな、お気に入りのコップに限って、パリンと割れてしまい、泣く泣く捨てる羽目になるのです。
いっぱいあるのに使いたいグラスがない!
私の場合、コップは食器棚にガラス製と陶器製に分けて収納しています。
春から夏にかけて、陶器のお湯呑みからガラスコップの出番が増え始めます。
ガラスコップをまとめて収納している棚にぎっしり並んでいるのに、いざ冷たいドリンクを飲みたい時にコレというコップがないことがありました。
そんなことを何度か繰り返すうちに、この数年よく使っていたガラスコップが何個も割れて、なくなったことに気がつきました。
特に、お気に入りのコップばかり割れてしまいました。
それなのに、最近新しいコップを全然買っていないのです。
食器棚がぎゅうぎゅうなのは、使わないコップに占領されているから!
これはアカン!と、ガラスコップの片づけに踏み切りました。
夏だからこそガラスコップの片づけ
食器棚からガラスコップを全て取り出す
まずは、食器棚の中からガラスコップを全て取り出します。
もちろん普段使っていない、奥の方にしまわれているコップも。
そうすると、改めて普段使わないコップが食器棚に居座っていたことに気づかされます。
ビールに付属していたオリジナルグラスや関西あるあるのモロゾフのプリンの容器なども。
これだけ使わないコップがたくさん入っていたら、コップがあるのに使いたいモノがない!のも無理はありません。
使っていないガラスコップは全て手放す
これを機に、普段使っていないコップは全て手放します。
中には、いつから使っていないのか思い出せないコップもありました。
ビールのオリジナルグラスは使っているのと全然使っていないのがあり、もちろん使っていないグラスは全て手放しました。
ガラスコップをよく使う夏だからこそ、それでも使わないコップは潔く手放せます。
ガラスコップの手放し方
- フリマアプリに出品する
- 分別してゴミに出す
ガラスコップの手放し方は2通りです。
私自身、モノは大切に扱っているので、捨ててしまうのはもったいないと思い、リユース、リサイクルなど、できるだけ地球に優しい方法を選んでいます。
フリマアプリに出品する
メルカリ出品の流れ
- 細部まで状態をチェック
- 出品物の撮影
- 出品
- 丁寧に梱包して発送
食器類を出品する際は、特にヒビや傷、汚れがないか細部まで丁寧にチェックします。
私自身は一度でも使った食器類は出品しませんが、もし出品するとしても損傷が見つかれば出品を取りやめます。
出品物の状態がよくわかるように撮影して、詳細を記載して出品。
食器類が売れたら、割れないように丁寧に梱包します。
プチプチなど緩衝材に包み、防水対策にビニール袋に入れて、テープでしっかり閉じます。
段ボール箱に入れて、動かないように空いたスペースに緩衝材を詰めて発送します。
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分別してゴミに出す
食器類は自治体によって分別の仕方が異なるので、確認してから捨てましょう。
私の住む地域では、ガラスコップは不燃ゴミ。
新聞紙に包んで、マジックで大きな字で『割れモノ』と記載して、透明のビニール袋に入れて捨てます。
割れたガラスコップを捨てる時も、破片も含めて同じように新聞紙に包んで、『割れモノ』と記載、透明のビニール袋に入れて捨てます。
モロゾフのプリンの容器
モロゾフのカスタードプリンとガラス容器

モロゾフは1931年に神戸のチョコレートショップからスタートした日本を代表する高級洋菓子メーカーです。
木の葉の形をした焼き菓子 FEUILLAGE (ファヤージュ)や一粒一粒にローストナッツをたっぷり練り込んだ香ばしいクッキー ARCADIA (アルカディア)が有名です。
1962年に誕生したカスタードプリンもロングセラー。
定番のカスタードプリンと旬の美味しさが詰まった季節限定のプリンなど、数種類が販売されています。
カスタードプリンの容器はガラス製。
発売当時、カスタードプリンには厚めの陶器が使用されていました。
手作りプリンから工場での量産に対応するため、1973年にモロゾフのプリンの代名詞となるガラス容器が誕生。
その後マイナーチェンジを含めて7回、形状が変更されました。
現在は、2012年にカスタードプリン50周年を記念して、軽量化されたガラス容器が使われています。
関西の家にはモロゾフのプリンの容器がある?
関西では、モロゾフのプリン容器が再利用されるとテレビでも度々取り上げられ、知名度はかなり高いです。
私のうちにもしっかりあります。
プリンを食べた後、無意識に洗って保管してしまうのです。
そして、丈夫で割れない。
なので、プリンを買う度にどんどん貯まっていきます。
捨てるのはもったいないと思ってしまうのは、関西魂なのでしょうか?
使い道は色々。
コップとして使う人もいます。
コップにちょうどいい大きさで可愛いのですが、個人的には、口当たりがあまり良くないと感じるので、ドリンクを飲む時には使いません。
でも、野菜スティックやポッキーなどを立てて入れるのに重宝します。
さらに、洗面所に置いて、化粧品のサンプルや小物などを入れています。
モロゾフ神戸本店では、ガラス容器をさまざまな用途に再利用する消費者の声から生まれた『プリンキャップ』が販売され、空容器がお洒落なキャニスターになります。
モロゾフではガラス容器は回収されていない
個人的には、ガラス容器を店舗で回収してくれたらいいなと思っています。
リサイクルポイントがもらえたらさらにいいなと。
残念ながら、モロゾフでは回収されていません。
プリンのガラス容器はリサイクルゴミに
カスタードプリンの容器はガラス素材なので、地方自治体が対応している地域では、リサイクルゴミ(資源ゴミ)として出せます。
他の食品や飲料、飲み薬などの空き瓶と同じようにリサイクルされます。
割れたガラス容器は不燃ゴミとして、ガラスコップなどと同様に新聞紙で包み、『割れモノ』と記載して、透明の袋に入れて捨てます。
モロゾフのプリンの容器は使う分だけでいい
プリンのガラス容器はリサイクルできるので、もったいないからと取って置かなくても大丈夫。
私自身も、普段使うデザインの異なる容器を数個だけ残して、全て資源ゴミに出しました。
それだけでも、食器棚の中が見違えるようにすっきり!
これからはモロゾフのプリンを買っても、容器を貯めずにリサイクルゴミに出します。
お気に入りのガラスコップでおいしく飲もう!
夏に出番の多いガラスコップ。
それでも使わないコップはもう場所をとるだけで、役に立ちません。
私の場合、不要なガラスコップやプリン容器を手放して、食器棚の中のコップは半分くらいに減りました。
数が減ると、何があるのかよく見えるので、もう使わないからとさらに手放せるコップが出てきます。
使うガラスコップは形状別に並べて収納。
こうすると、どのコップが何個あるのか一目で見えるので、足りないモノ、必要なモノ、欲しいモノが自然とわかります。
ガラスコップはどんなに大切に扱っていても、使っているうちに割れてしまうことがあります。
いつも使っているコップがいくつも割れてしまったら、新しいコップを迎えるタイミングなのかもしれません。
食器棚を開けて、すっきり並んだお気に入りのコップの中から飲みたいモノに合った1個を取り出し、気持ちよく、美味しく、飲めるようになり、ホッと一息。