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エアコンを買い換えるなら、補助金でお得に購入&省エネ生活を!

エアコン

地球温暖化の影響で、年々暑さが厳しくなっています。

この夏も酷暑が予想され、さらに電気代の高騰も心配の種。

そんな中、エアコンが故障して買い換えることになり、省エネ家電を購入すると利用できる補助制度があることを知りました。

例えば、京都府では省エネ性能の基準を満たした対象のエアコンまたは冷蔵庫を購入すると、最大20,000円相当のポイントや府内産品等がもらえます。

エアコンの購入にあたって、買い換え時期の目安や効果的な使い方、省エネ家電の選び方について調べたことや、実際に利用した『京都省エネ家電購入キャンペーン』の内容や申請方法、省エネエアコンを使用して感じたことなどをまとめました。

エアコンの買い換えの目安と効果的な使い方

猛暑の予想とエアコンの不調

京都の夏は蒸し暑く、冬は底冷え。

蒸し暑さは半端なく、今やエアコンは必需品。

さらに、2024年の夏は猛暑が予想されています

電気代の高騰も心配の種。

そんな中、自宅のエアコンが不調で、本格的に暑くなってからでは購入してもすぐに設置してもらえないかもしれないと思い、先月新しいエアコンに買い換えました。

エアコンの買い換え時期の目安

一般的に、エアコンの寿命は10年程度と言われています。

購入後10年程経っていたら、修理するよりも買い換えが推奨されています

主な理由は、

  • メーカーによる違いはあれ、10年以上経つと部品がなくなり、修理できなくなる可能性がある
  • 最新機種は古いエアコンよりも省エネ性が高いため、ランニングコストが押さえられ、電気代が節約できる可能性が高い

とは言っても、高額な大型家電の買い換えは簡単にはできないもので、壊れるまで決心できなかったりします。

エアコンが古くなったり、調子が悪かったりして、そろそろ買い換える時期かもと思いながら、いざ購入となると二の足を踏んでしまう・・・

そんな方に朗報!

今年は多くの自治体でエアコンの買い換えに利用できる補助制度があります

同じ買うなら、補助金をもらって、少しでもお得に購入したいものです。

エアコンの効果的な使い方

エアコンは運転開始直後が最も多く電力を消費します。

そのため、こまめにつけたり消したりするよりも、つけっぱなしのほうが節電できると言われたりもします。

そうはいっても、1日中つけっぱなしにしたり、外出する間もつけっぱなしが節電になるとは思えず、具体的にどのくらいの時間なら効率が良いのか疑問がわきます。

一般的には、日中は30分程度の短い時間であればエアコンを切るより、つけっぱなしにするほうが消費電力量は少ないようです

ちょっと近所のコンビニに行く間はつけっぱなしのほうが節電になり、スーパーに小1時間買物に行くならいったん消して出たほうが消費電力が少ない、というイメージでしょうか。

エアコンメーカーのウェブサイトには、エアコンを効果的に使う方法が掲載されているので、使用しているメーカーの情報を参考にすれば正しい節電対策ができそうです。

効率良く節電するために省エネ家電を選択

家庭で電力消費量の多い家電は?

家庭における家電製品の1日での電力消費割合
出典:資源エネルギー庁ウェブサイト(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/index.html#general-section

上のグラフは夏季と冬季の家庭での電力消費が特に多い日の電力の使用割合を表しています。

電力消費量のトップ2は夏も冬も同じ。

  1. エアコン
  2. 冷蔵庫

この2つだけで夏は52 %、冬は約48 %を占めています。

節電には、電力消費量の多い家電の省エネ対策が重要です

特にエアコンは夏冬共に30 %以上を占めているので、省エネ効果の高いエアコンに買い換えると、節電効果が大きくなります。

省エネ家電の選び方

統一省エネラベルとは?

統一省エネラベルサンプル
出典:資源エネルギー庁ウェブサイト(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/enterprise/retail/)の画像を一部加工

省エネ家電を使えば節電できることはなんとなく知っていても、実際、省エネ性能の高い家電をどうやって見分ければいいのか、どの製品を選べばいいのかわからないという人が多いと思います。

そんなときに参考になるのが、販売店に表示されている『統一省エネラベル』。

省エネ法(エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律)では、家電製品ごとに省エネの基準値が設定されています。

そして、各メーカーは目標値以上の省エネ性能を目指して開発を進めています。

統一省エネラベルには、この基準に達成しているかどうか等、省エネ性能がわかりやすく表示されているのです

統一省エネラベルの見方

統一省エネラベルに大きく表示されている星の数をチェック

多段階評価点は省エネ制度の高い順に5.0~1.0までの41段階に評価されていて、これに応じて星の数が表示されています。

つまり、星の数が多いほど、省エネ性能が高い製品なのです

下部に記載されているのは、目安となる年間電気料金です。

京都府が実施する『京都省エネ家電購入キャンペーン』

京都省エネ家電購入キャンペーンのフライヤー

京都省エネ家電購入キャンペーン概要

京都府では、『京都省エネ家電購入キャンペーン』が実施されています。

購入・設置期間2024年4月27日~2025年1月31日
申請期間2024年5月10日~2025年2月5日
対象品目エアコン
冷蔵庫
*予算の上限に達した場合、予定より早期に終了。

*2024年9月10日付でキャンペーン期間延長が決定

キャンペーン専用サイトで現在の申請状況が確認できます

ちなみに、10月10日時点の申請状況は、予算に対するポイント申請額(審査中含む)の割合は37.7 %なので、まだまだ余裕があります。

夏期の冷房だけでなく、冬季の暖房需要にも活用できます。

私自身、6月にエアコンを買い換えて、このキャンペーンを利用しました。

エアコンと冷蔵庫の対象製品は?

対象となるのは、資源エネルギー庁が提供する『省エネ型製品情報サイト』に掲載されていて、かつ下記の要件に該当する製品です。

エアコン

冷房能力統一省エネラベル
多段階評価点
交付ポイント
〜2.2kW (6畳用)★3.0以上10,000円相当
2.5kW〜2.8kW (8~10畳用)★3.0以上15,000円相当
3.6kW〜 (12畳用以上)★2.0以上20,000円相当

冷蔵庫

容量統一省エネラベル
多段階評価点
交付ポイント
〜350L (1~2人用)★2.0以上 5,000円相当
351L〜450L (2~3人用)★3.0以上15,000円相当
451L〜 (3~4人用以上)★4.0以上20,000円相当

多段階評価点は前述の統一省エネラベルの星の数を確認。

販売員さんに聞けば、キャンペーン対象製品かどうか教えてもらえるので確実です

京都府内の居住者が対象

  • 京都府内の居住者が自ら居住する京都府内の住宅に設置する
  • 京都府内の対象店舗で対象製品を購入している
  • 京都府インターネット版環境家計簿に登録している

京都府内在住者に限られますが、上記3つの要件を満たせば、キャンペーンを利用できます。

キャンペーン利用の流れ

  1. 対象店舗で対象のエアコン・冷蔵庫を購入する
  2. 購入した店舗で申請チケットを受け取る
  3. チケットに記載のQRコード等から申請フォームにアクセスし、申請内容を入力する
  4. 承認後受取メールが届くので、ポイントまたは府内産品と交換する

申請に必要な書類は、

  • 申請チケット
  • 購入製品のレシート&メーカー保証書
  • 対象製品を府内の自宅に設置したことがわかる証明書
  • 京都府インターネット版環境家計簿に登録したことが確認できるスクショ等

申請フォームから申請内容と申請チケットに記載された専用コードを入力、その他書類の画像を添付します。

申請書類の撮影、アップロード、申請フォームの入力などを含めて、小1時間で申請完了。

私の場合、申請完了後、5日で受取メールが届きました!

申請が承認されると、最大20,000円相当の京都府内で使えるポイントまたは京都の府内産品等がもらえます

このキャンペーンは購入価格が安くなるわけではありませんが、ポイントを有効利用したり、京都府の産品をもらえたりするので、お得感はあります。

ただ、申請しないともらえないので、自らアクションを起こして活用しましょう

省エネエアコンの購入でおサイフと地球に優しく

本格的な夏が来る前だったからか、エアコンを購入して3日後に設置できました。

古いエアコンからまっさらのきれいなエアコンに変わって気持ちがいいです。

省エネエアコンを使ってみてびっくりしたのは、スイッチを入れるとあっという間にエアコンが効くことです

まだまだ使いこなせていませんが、AI自動運転など機能が充実していて、最新のエアコンの性能の凄さを実感。

古いエアコンをだましだまし使いながら、ストレスをためていたことが馬鹿馬鹿しくなるほど、快適です。

高い買物でも、ストレスフリーで蒸し暑い夏を快適に過ごせるなら、それだけの価値があります。

節電効果を実感できるのはもう少し先になりますが、省エネ家電の購入で補助金をもらえて、今後の節電にも繋がるいい選択だったと思います。

省エネは、エネルギーの安定供給確保と地球温暖化防止のために、国が推進している取り組みです

このブログでは京都府の事例を紹介しましたが、全国多くの自治体でエアコンの買い換えに利用できる補助金を出しています。

エアコンの買い換えを検討している方は、まずお住まいの地域に補助制度があるか調べてみてください。

効率よく消費エネルギーを抑えることで、ストレス無く、おサイフと地球環境に優しい省エネ生活を目指しましょう!