子供の頃に集めた切手や、実家に保管されていた大量の記念切手を片づけました。
何冊もあったストックブックや切手用ファイル、切手帳を整理するのは途方もない作業に思えましたが、最初にこの切手をどうしたいかを考えて、集めるのではなく、『使う』と決めました。
目的がはっきりすると、片づけがスムーズに進みます。
数回に分けて整理するうちに、段々片づけやすくなり、今では切手シートブック1冊とポケットアルバム1冊に収まっています。
大量の切手の片づけについて、日本の未使用の切手を使いやすくするために『見える化』して整理した方法と使用済みの切手や外国の切手の有効な手放し方をまとめました。
『切手は使う』と決めてスタート
手紙を書くことが好きで、長く海外文通をしていた影響でかわいい切手や日本らしい切手、記念切手を買い集めていました。
少しずつ買い足すうちに、使い切れないほどの切手が貯まり、切手のアルバムだけで何冊もありました。
使用済みの切手も保管していました。
帰国して自分の切手を整理し始めた頃、実家に保管されていた切手の片づけを頼まれ、大量の切手を前に、まず、この切手をどうしたいかを考えました。
使うのか、コレクションするのか、それとも・・・?
答えは、『使う』。
集めていた当時とは違って、今の自分にとっては『切手は使うモノ』と確認することからスタート。
方向性が決まれば、地道に整理するのみ!
使用済み切手は全て手放す
使用済み切手は『使えない』から手放す
『切手は使う』と決めたので、自然と使用済み切手は不要になります。
日本の切手も外国の切手も、使用済み切手は迷いなく全て手放しました。
使用済み切手の有効な手放し方
- 寄付する
- フリマアプリに出品する
寄付する
- 公益社団法人 日本キリスト教海外医療協力会
- (認定)特定非営利活動法人シェア=国際保健協力市民の会
使用済み切手は使い道がないと思い、最初は捨ててしまいましたが、使用済み切手を回収する団体の活動について新聞記事を読んで、試しに寄付しました。
集められた切手は、開発途上国などの支援活動に当てられます。
捨ててしまえばただのゴミですが、集めて送れば支援活動に貢献できます。
一人一人が集められる数はわずかでも、『塵も積もれば山となる』。
それから新たに届く郵便物に切手が貼られていたら、切り取って寄付用に封筒に集めて保管しています。
こうした団体では、切手の他にも未使用のはがきや書き損じはがき、外国の紙幣やコインなどを回収して支援活動に活用しています。
団体によって、回収対象物が違うので、必ず事前に寄付の対象になるモノや送り方を確認しましょう。
フリマアプリに出品する
フリマアプリ最大手のメルカリでは、未使用の日本円の切手は出品が禁止されていますが、使用済み切手は出品可能です。
私自身は出品していませんが、使用済み切手を大量に持っている方や少しでもお金に換えたい方の選択肢のひとつになると思います。
未使用の切手は使いやすくするために整理
未使用の切手はいつでも使えるようにする
切手は現金化できませんが、お金と同等の価値があります。
未使用の切手はきちんと整理して、いつでも使えるようにしておきます。
私が保管していた大量の未使用の切手はほとんど記念切手で、切手シートとミニシート、数枚続き、バラがあり、今後もう切手を買わなくても大丈夫というくらいの量です。
切手シートはメルカリに出品できたらいいなと思いましたが、未使用の日本の切手(円単位)は規定により出品が禁止されています。
なので、未使用の切手は郵便物やゆうパックを送る時に使うのが一番合理的です。
また、書き損じや未使用の郵便はがきや郵便書簡(ミニレター)、特定封筒(レターパック封筒とスマートレター封筒)などを郵便局の窓口で交換する際の手数料を切手で支払えます。
切手シートや小型シートは『見える化』して収納
切手としてどんどん使っていくために、使いやすさを第一に整理して、必要な時に使いやすいように全て『見える化』しました。
切手シートはもともと使っていた切手シートブックに入れ、残りのページに数枚続きやバラの切手を保管していたストックブックの台紙ごとクリアポケットに収納。
こうしてミニシート以外の未使用の切手は全て1冊の切手シートブックにまとめました。
お年玉切手シートや同サイズのミニシートは、写真用のポケットアルバムに年ごとに収納。
未使用の切手を全て『見える化』したので、必要な時にすぐに使えるようになり、どんな切手をどのくらい持っているのか把握できるようになりました。
バラの切手は額面毎に袋に小分けする
さらに使い勝手を良くするために、数枚続きやバラの切手は、額面毎に透明の袋に小分けして、切手シートブックのクリアポケットに収納。
普段、手紙や小包を送る時は、ここから取り出して使います。
多種多様な記念切手の中から、季節にあったデザインや相手の好みに合わせて選んでいます。
郵便局の窓口ならゆうパックの送料を切手で支払えるので、枚数や大きさを気にせず送料分の切手を用意すればOK。
一度送るとけっこう枚数が減ります!
今持っている切手で送料が払えるので、送料を新たに負担しなくても郵便物を送れます。
バラの袋の中の切手が減ってきたら、切手シートブックに収納されている切手シートをバラして袋に補充。
手紙を出す機会が減っているとはいえ、1、2年かけて使っていくうちに切手シートブックの切手の数は目に見えて減りました。
それがすぐにわかるのも、『見える化』の効果です。
外国の未使用の切手は全て手放す
過去に収集した外国の切手を保管
大量にあったのは日本の切手ですが、外国の切手も保管していました。
子供の頃に買ってもらったディズニーの切手や海外のきれいなデザインの切手、留学や海外旅行で買った外国の切手です。
いったん、未使用の切手が収納されている切手シートブックに外国の未使用の切手も入れておき、日本の切手がある程度整理できたタイミングで、外国の切手を片づけ始めました。
『切手は使う』と決めたことを再確認して、外国の未使用の切手は使い道がないので手放します。
外国の未使用の切手の有効な手放し方
外国の未使用の切手はできれば欲しい人に譲りたいと思い、フリマアプリに出品することにしました。
メルカリでは日本の未使用の切手は出品が禁じられていますが、外国の未使用の切手は出品可能です。
切手シートやディズニーの切手など、ニーズがありそうな切手から出品。
実際に出品してみて、感じたことは
- 売れるまでに時間がかかる
- 販売価格は低め
- 売り方に工夫が必要
ニーズがないわけではないけれど、よほど珍しい切手や価値の高い切手でない限り、出品してすぐに売れるアイテムではないようです。
今のところ、数ヶ月で約30枚売れました。
さまざまな国の切手があるので、まだ全て出品できていませんが、値下げしたり、切手が発行された国やデザインでまとめたセット売りにするなど、試行錯誤しながら出品を続けています。
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【GGWRCW】
大量の切手がアルバムとシートブック2冊に集約
大量の切手を一気に片づけようとすると、ハードルが高くなりますが、数回に分けて片づけるうちに、段々手際も良くなり、スムーズに進みます。
たとえ少しずつでも、最初に第一歩を踏み出すことが大切です。
私が持っていた何冊もの切手ブックやストックブック、ファイル、切手帳などに収納されていた大量の未使用の切手は、最終的に切手シートブックとお年玉切手シート用のポケットアルバムの2冊にまとまりました。
すぐに使える小分けの袋を切手シートブックの中に収納しているので、切手が必要な時はこの切手シートブックを開くだけです。
『見える化』で、切手がいつでも使える状態になり、持っている量もある程度わかります。
物理的にも精神的にもすっきりして、片づけて良かったと満足しています。
これからも、日本の切手はどんどん使って、外国の切手はメルカリで売り切って、いずれはこの2冊に収納されている切手も全て使いきりたいと思っています。