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三越伊勢丹ホールディングスが、2026年10月1日を効力発生日として、1株を2株に分割しました。

株式分割と聞くと、優待も2倍になるのかな、と期待する人もいるかもしれません。

実際は、分割前から100株以上持っていた人の優待は、実質的に変更はありません。

一方で、分割後は『100株以上200株未満』という区分が新設され、少ない株数でも優待を始めやすくなりました。

この記事では、変更点を表で整理しつつ、長年株主優待を使っている体験をふまえて、新設された100株(年間の利用限度額15万円)で足りるのかを、買物スタイル別に考えてみます。

三越伊勢丹HDの株式分割の概要

株式分割の内容

項目内容
分割の割合普通株式1株につき2株
基準日2026年9月30日
効力発生日2026年10月1日

三越伊勢丹ホールディングス(HD)は、2026年10月に1対2の株式分割を実施。

配当予想は、1株あたりに換算すると実質変更なし。

自己株式取得の上限も、1,800万株から3,600万株に変更されました(分割に伴う調整)。

分割前100株以上を保有する株主に対する優待内容に実質的な変更はありません。

株式分割そのものの仕組み(株価や最低投資金額がどう変わるのか)は、高島屋の株式分割の記事で詳しくまとめています。

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株主優待はどう変わった?分割前後の比較

利用限度額の対応表

分割前の株数分割後の株数年間利用限度額
―100株以上200株未満 NEW15万円
100株以上300株未満200株以上600株未満30万円
300株以上500株未満600株以上1,000株未満40万円
500株以上1,000株未満1,000株以上2,000株未満50万円
1,000株以上3,000株未満2,000株以上6,000株未満100万円
3,000株以上5,000株未満6,000株以上10,000株未満150万円
5,000株以上10,000株未満10,000株以上20,000株未満200万円
10,000株以上20,000株以上300万円

分割前の100株は、分割後の200株にあたります。

分割後の新しい区分は、2027年3月末基準日から適用されます。

それまでは、現行の区分と併記して案内されています。

分割前の限度額の全体表は、三越伊勢丹の基本記事にまとめています。

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変わらない点

株主優待カードの基本的な優待内容には、変更はありません。

  • 割引率は10 %のまま
  • 家族への貸与(同居の有無を問わず)は可、他人への譲渡・貸与は不可
  • 支払いは、現金・指定商品券類・エムアイカード(オンラインはエムアイカードのみ)

長期保有特典

長期保有特典は、分割前の300株以上から、分割後は600株以上に読み替えられます。

なので、実質的な条件は変わりません。

適用除外ブランドも要チェック!

2026年8月1日から、ゴヤールが適用除外ブランドに追加!

デパート3社の株主優待割引対象外のブランドについては、下記の記事に詳しくまとめています。

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少額で優待を始めやすくなった?

分割によって株価が下がり、最低購入金額(100株)は小さくなります。

2026年10月30日15時30分時点の株価は、1株1,801.5円(出典:Yahoo!ファイナンス)。

100株なら、約18万円です。

分割前の権利付き最終日となる2026年9月28日の終値は1株3,327円なので、100株なら、33万2,700円。

同じ100株でも、株式分割前後で、株価が30万円台から18万円台に下がっていることがわかります。

ただ、株価は日々変動します。

購入を検討する際は、最新の株価をご自身で確認してください!

分割後の100株(年間15万円)で足りる?

新設された100株の年間利用限度額は15万円。

割引率は10 %なので、限度額いっぱい使った時の割引額は、最大1万5,000円です。

買物スタイル別に年間15万円を考察

15万円を12ヶ月で割ると、1ヶ月あたり約1万2,500円。

ここから、こんなふうに考えてみました。

使い方目安
ラグジュアリーブランドの洋服やアクセサリー、バッグ、靴に目がない1アイテムでも、足りないかも?!
季節ごとの洋服や小物を買う年に数回で届きそう
定期的にデパコスを買うブランドにもよるけれど、ギリ?
手みやげやギフトを買う限度額を気にせず使えそう
日常のデパ地下中心限度額を気にせず使えそう
*適用除外ブランドは、優待の対象外

実際に株主優待で15万はどう?

私の場合、デパートの株主優待を幅広い買物に利用しています。

定期的に買うのは洋服や靴、化粧品がメインですが、時には雑貨、食器などテーブルウェアやキッチンウェアを買うこともあります。

手土産やちょっとしたプレゼントとして、和洋菓子を購入することも。

それに、デパートで買物をしたついでに、レストランやカフェで食事やお茶をしたり、デパ地下でおかずや食材、ケーキを買って帰ったりするパターンが多いです。

なので、頻度はそれほど多くなくても、一度に色々買っている感じ。

その感覚だと、年間15万円は微妙かも?

個人的には、限度額を気にして使うよりも、使い切れないくらい余裕がある方がいいタイプ。

限度額が気になる状態自体がストレスに感じるので、せっかく株主優待を利用するなら、限度額を意識することなく使いたい。

なので、限度額が年間15万円の場合、普段年間で10万円くらい買っているという人なら、心地良く使えるのではないでしょうか?

また、コートや高額のアイテムを買う年や家族でカードを使う場合は、さすがに15万円では厳しそうです。

足りないと感じたら

200株以上になると、限度額は30万円に。

家族で使い合える点(同居の有無は問わず)も踏まえて、お買物の予定にあわせて考えてみてください。

他のデパートの株主優待も使うという選択肢もあります。

三越や伊勢丹でしか買えないモノは三越伊勢丹HDの株主優待を優先して使い、他のデパートでも買えるモノは高島屋やJフロントリテイリングなどの株主優待と使い分けるという手です。

デパートで取り扱われるブランドはかなりかぶっているので、これは意外と使えます!

他のデパートの優待と比較したい人は

高島屋、J.フロントリテイリング、三越伊勢丹の3社を比較した記事もあります。

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三越伊勢丹HDの株式分割で、少額から優待が始めやすくなりました

  • 新しい限度額の区分は、2027年3月末基準日から適用
  • 2026年9月末から新たに株主になった人は、初回に限り限度額が半分(カードは11月下旬に発送、有効期限は翌年7月31日まで)
  • 優待内容は、変更・廃止されることがある

2026年10月に実施された三越伊勢丹HDの株式分割では、1株が2株になり、株主優待カードの利用方法など、優待内容は基本的に変更はありません。

変更点は、分割後100株以上を保有する株主も優待制度を利用できるよう、分割後は、100株以上200株未満の枠が新設され、年間利用限度額が15万円に!

分割前より少額で優待を利用できる分、限度額も30万から15万円と半額に設定されています。

複数のデパートの株主優待カードを長年利用している視点からすると、正直、100株は微妙な金額。

今回の株式分割は、年間のお買物が10万円くらいの人なら、限度額に余裕を持って使えるので、少額から優待を利用できる人が増える、という変更です。

▼証券口座の一例(株を買うには、証券会社の口座が必要です。)

口座開設は、手数料やサービスを比較して、ご自身で判断してください。また、株式投資には、資金の拘束や株価変動のリスクがあり、優待の内容は変更・廃止されることがあります。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

出典:三越伊勢丹ホールディングス 公式サイト、2026年8月13日付お知らせ