
ずっと気になっていたアラジンのトースターをついに購入。
選んだのは、シンプルな2枚焼きのグラファイトトースター。
いつもの食パンが速く、こんがり、より美味しいトーストに焼き上がります。
その秘密はアラジンの特許技術、遠赤グラファイトにあります。
アラジンのグラファイトトースター(2枚焼き)について、特徴や遠赤グラファイト、実際に使って気づいたメリットとデメリット、購入方法などをまとめました。
ずっと気になっていたアラジンのトースター
オーブンレンジがあってもトースターを購入した理由
毎朝使っていたトースターが故障して、パナソニックのトースト機能付オーブンレンジ『ビストロ』を代わりに使い始めました。
美味しく焼けて優秀なのですが、わざわざグリル皿を出すのが面倒なのと、時間がかかるのが難点。
特に冷凍した食パンはいったん解凍してからトーストするので、時間と手間がかかります。
慣れれば気にならなくなるかもと半年程使ってみるも、朝食に時間と手間がかかるのは受け容れがたく、やっぱりトースターが便利!と思ったのが決め手です。
実は、以前からアラジンのヒーターやトースターを見かける度に、レトロなフォルムに心がくすぐられ、一度使ってみたいと思っていました。
特にトースターは、次に買うならアラジンと決めていたほど。
家電量販店にルンバを購入しに行った際にトースターを見て、バルミューダのトースターにも少し惹かれましたが、念願のアラジンのグラファイトトースターを購入。
届いた次の日の朝から、早速大活躍!
ルンバ コンボ エッセンシャルロボットについては、下記の記事に詳しくまとめています。

Alladin (アラジン)はどこの国のメーカー?
あの『アラジンと魔法のランプ』が思い浮かぶ、魔法のランプのロゴがトレードマークのブランド、Alladin (アラジン)。
アラジンはイギリス生まれのメーカーです。
1919年、米国アラジン社と英国の企業家ジャック・インバー氏との間に合弁会社として英国アラジン社が設立されました。
英国アラジン社は石油ストーブの開発に成功、後にブルーフレームヒーターと名づけました。
ブルーフレームとは、青い炎。
ブルーフレームヒーターは日本にも輸入され、品質と性能共に高い評価を受けました。
1985年設立の日本エー・アイ・シー株式会社がアラジンブランドの権利を譲り受け、以降展開、2005年に株式会社千石に買収されました。
2012年、特許技術『遠赤グラファイト』を搭載した電気暖房グラファイトヒーターの製造を開始。
2015年に、グラファイトヒーターに用いられた遠赤グラファイトを搭載したグラファイト グリル&トースターを発売。
グラファイトトースターは年々進化しながら、2023年にアラジン グラファイトトースターシリーズの出荷台数が累計300万台を突破。
アラジンは暖房器具、調理器具を中心に、機能性だけでなくデザイン性にも優れた製品を作り続けています。
アラジンのグラファイトトースター
暖房器具メーカーだったアラジンが遠赤グラファイトの技術を応用して、初めて発売したトースターがグラファイト グリル&トースター(4枚焼き)。
その後、グラファイトトースター(2枚焼き)や新製品が発売され、2025年4月現在、4種類のトースターを展開しています。
製品名 | トースト枚数 |
---|---|
グラファイト トースター (2枚焼き) | 2枚 |
グラファイト グリル&トースター (フラッグシップモデル) | 4枚 |
グラファイト グリル&トースター (4枚焼き) | 4枚 |
グラファイト ポップアップトースター | 2枚 |
グラファイトトースターとは?

遠赤グラファイトを搭載した世界初のトースター
アラジンのグラファイトトースターはトーストをおいしく焼き上げる技術が詰まっています。
クラシックなデザインも特徴です。
特許技術の遠赤グラファイトを搭載し、発熱するまでの時間はたったの0.2秒。
高温の庫内で一気に焼き上げるため、外はカリッと、中は水分が残した状態でもちもちのトーストに仕上がります。
遠赤グラファイトとは?
遠赤グラファイトはアラジン独自の技術により、ポリイミドフィルムに特殊加工を施された素材です。
アラジンのメーカー、日本エー・アイ・シーの親会社の千石が持つ特許技術です。
ポリイミドフィルムは過酷な宇宙空間でも活躍できるほどの高い環境適応性と高い温度耐性を持ち、人工衛星にも使用されているそう。
アラジンのグラファイトトースターは人工衛星に使用されている素材を使った世界初のトースターなのです。
遠赤グラファイトの特徴は高熱伝達性があり、速暖。
通電後約0.2秒という速さで発熱し、最高温度は1300℃に達します。
その熱をムダなくムラなく届けられる効率の良さに加え、設計の自由度の高さまで兼ね備えています。
グラファイトトースターはこの遠赤グラファイトが0.2秒で発熱して、庫内の温度を一気に高くするのです。
短時間かつ高温で一気に焼き上げるため、食パンの水分がパンの中に保持されたまま、外側はカリッと中はもちもちしたトーストを焼き上げることができます。
グラファイトトースター(2枚焼き)のスペック
グラファイトトースター(2枚焼き)
本体サイズ | 幅 350 mm x 奥行 295 mm x 高さ 235 mm |
庫内サイズ | 幅 310 mm x 奥行 235 mm x 高さ 87 mm |
温度調節 | 100 ℃〜280 ℃ |
消費電力(電源) | 1270 W(AC100 V) |
本体重量 | 3.4 kg |
付属品 | 受皿(ホーロー) |
カラー | グリーン、ホワイト、ブラック |
価格 | ¥ 14,800 (税込) |
カラーは3色ですが、ブラックは取扱店限定。
ブランドカラーのくすんだグリーンとクリーム色がかった温かみのあるホワイト。
ライフスタイルやインテリア、好みに合わせて選択できます。
グラファイトトースター(2枚焼き)の特徴
- トーストが外カリ、中モチに焼ける
- お餅がくっつきにくく両面焼ける
- 揚げ物をカリッとリベイク
トーストが外カリ、中モチに焼ける
遠赤グラファイトが搭載されているため、発熱するまでの時間はたったの0.2秒。
高温の庫内で一気に焼き上げることで、外はカリッと、中は水分を残したまま、もちもちのトーストに仕上がります。
お餅がくっつきにくく両面焼ける
網目の細かいこだわりのメッシュ網でお餅もおいしく焼けます。
お餅を焼く際にアルミホイルを敷かなくても、膨らんだお餅がくっつくのを防ぎ、両面をしっかり焼くことができます。
お餅も外はパリッと香ばしく、中はもっちりと焼けます。
揚げ物をカリッとリベイク
揚げ物のリベイクにも使えます。
天ぷら、唐揚げ、魚のフライなど、冷めてしまった揚げ物を温め直すときは、焼き網の下に受皿を置いてから加熱します。
余分な油を受け皿へ落とし、衣をサクッと温めてくれます。
グラファイトトースターを実際に使って気づいた5つのメリット
- トーストが速く、こんがり美味しく焼ける
- 庫内がよく見え、自分好みの焼き色に
- メッシュの焼き網は取り外せてお手入れがラク
- コンパクトで持ち運びやすい
- シンプルで操作しやすく、デザイン性が高い
トーストが速く、こんがり、もちもちに焼ける

トースターの焼き網に食パンを載せて、左側の温度調整つまみを280 ℃に合わせ、右側のタイマーを回すと、手を離した途端に庫内がパッと明るくなり、発熱します。
遠赤グラファイトが0.2秒で発熱、庫内の温度を一気に上げてくれるからだと知り、アラジンのグラファイトトースターの成せる技に感銘。
5枚切りの食パンなら、常温でも冷凍でも3分以内に、こんがりとトーストできます。
冷凍した食パンも事前に解凍する必要は無く、そのまま一気にトーストしてくれるので、便利です。
上面だけでなく、下面も同じようにこんがり焼き上がります。
表面はカリッと香ばしく、中は食パンのもちもち感が味わえて、食パンの風味を最大限に引き出してくれるトースターに大満足です。
庫内がよく見え、自分好みの焼き色に
タイマーのつまみを離すと、一瞬のうちに発熱して庫内が明るくなります。
はじめは窓が少し曇りますが、しばらくするとよく見えるようになり、自分の目で見ながら、好みの焼き加減に調整できます。
焼き色は少しの間に変化するので、慣れるまでは焼き色を見ながら、好みの焼き加減で取り出します。
焦げずに、こんがり、絶妙の焼き加減でトーストが出来上がります!
メッシュの焼き網は取り外せてお手入れがラク
シンプルな食パンはパンくずが落ちるだけですが、チョコレートやあんなどを練り込んだ食パンは焼き網にくっついてしまうので、適宜お手入れが必要です。
焼き網は簡単に取り外せるので、お手入れがラクで使いやすいです。
コンパクトで持ち運びやすい
普段、トースターはキッチンの収納ラックに置いて、使う度にシステムキッチンに運んでコンセントを繋いでいます。
システムキッチンに置きっぱなしにするスペースがあったり、収納場所でそのまま使える場合は気にする必要はありませんが、私の場合、毎回持ち運ぶので、コンパクトで軽いのは大切なポイントです。
シンプルで操作しやすく、デザイン性が高い
アラジンのトースターは丸みのあるフォルムで昭和レトロ感が漂うデザインです。
トースターの正面は温度調節とタイマーのつまみが2つあるだけ。
大きなつまみで、温度も時間も合わせやすく、操作しやすいです。
届いた次の日から使い始め、そのデザイン性と使いやすさで、ずっと前からあるかのようにしっくり馴染んでいます。
グラファイトトースターを実際に使って気づいた3つのデメリット
- クロワッサンの温めが微妙
- 大きいピッツァが焼けない
- 価格が高め
クロワッサンの温めが微妙
庫内は食パン2枚を置いて余裕がある広さですが、高さはそれほどありません。
なので、クロワッサンのように高さがあるパンの温めは手引きの通り、温度を100 ℃に合わせて調理時間を短くしても、真ん中の高い部分が焦げやすいです。
あっという間に焦げて、数回失敗。
1分ではふんわり温まる程度なので、もう少し温めようと時間を延ばせば焦げ、温めと焦げるリスクのさじ加減がなかなか難しいです。
クロワッサンは『ビストロ』のほうがうまく温められます。
大きいピッツァが焼けない
庫内の大きさは幅 310 mm x 奥行 235 mm。
冷凍ピザ21 cmならギリギリ焼けますが、それ以上大きいピザは入りません。
私は大きいピザを焼く時は『ビストロ』を使います。
オーブンレンジと併用せずに、大きいピザを焼くには、4枚焼きのグラファイト グリル&トースターが向いています。
価格が高め
アラジンのグラファイトトースターは一般的なトースターよりも価格は高めです。
バルミューダのトースターは ReBaker で25,300円。
なので、アラジンのトースターは一般的なトースターとバルミューダの間くらい。
実際に使ってみて、機能性とデザイン性にすごく満足しているので、良い買物だったと感じています。
アラジンのトースターはどこで買える?
商品を見てみたいなら実店舗
アラジンのトースターを実際に見たり、触れたり、販売員さんに聞きたいことがあるなら実店舗で。
全国の百貨店を中心にフラッグシップストアがあり、その他家電量販店でも取扱いがあります。
アラジンのメーカー直販サイト
アラジンのメーカー直販サイト、Aladdin Direct Shop (アラジンダイレクトショップ)では、アラジンの暖房器具、調理器具、アクセサリーなどを販売。
アラジン、センゴクアラジンのメーカーである日本エー・アイ・シーが運営しています。
限定商品などもあります。
5,500円(税込)以上購入すると、送料無料。
ギフト配送を選ぶと、ギフト検品、2重梱包、メッセージカードサービスがあり、プレゼントとしても利用できます。
オリジナルメッセージカードサービスでは、商品と一緒にメッセージが自由に編集できるメッセージカードを添えて届けられます。
日常使いのネット通販
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングから購入できます。
1日の始まりは最高のトーストで!
アラジンのグラファイトトースターを迎えて、いつもの朝食がより快適に美味しくなりました。
私の場合、ほぼトースト専用で使用していますが、お餅や揚げ物の温めにも使える優れもの。
アラジンのグラファイトトースターのスゴさは、速さとこんがり美味しく焼けること、そしてデザイン性にあると思います。
速さと美味しさは忙しい朝には最重要だし、お洒落なトースターがキッチンに並んで、見る度に心を弾ませてくれるので、満足度が高いです。
アラジンのトースターで毎朝のトーストが速く、さらに美味しく焼けるようになり、気持ち良く1日が始まります。