書き損じや余った年賀はがき、保管したまま放置していませんか?
2024年10月1日、郵便料金の値上げに伴い、以前の郵便はがきはそのまま投函できなくなりました。
この際、余った年賀はがきや古くなった通常はがきなどを片づけて、有効に活用しましょう!
保管していたはがきは使う予定がなければ、不要品。
書き損じや未使用の年賀はがき、通常はがきの片づけについて、郵便はがきの種類や郵便料金の値上げ、捨てずに有効活用する方法をまとめました。
郵便はがきの種類と郵便料金の値上げ
郵便はがきとは?
郵便はがきとは、日本郵便株式会社が内国郵便約款で規格、様式を定め、表面に郵便料金を表す料額印面が印刷された用紙です。
郵政事業が国によって運営されていた時代には、官製はがきと呼ばれていましたが、郵政民営化を機に呼び名が変わりました。
郵便はがきには、通常はがきや往復はがき、年賀はがき、エコーはがきなど用途に合わせて、いくつか種類があります。
通常はがきは郵便局で常時販売されているはがきです。
郵便料金の値上げ
2024年10月1日から郵便料金が変更されました。
はがきの郵便料金は63円から85円に値上げ。
それに伴い、通常はがきの料金は85円になり、これまでの郵便はがきはそのままでは使用できなくなりました。
古いはがきを利用するには、差額分の切手を貼り付けて投函する必要があります。
郵便はがきの片づけ、ストックを止める
年賀状を出すのを止めてから数年
私自身は長年古い年賀状を大量に保管していましたが、既に手放しました。
さらに、数年前に年賀状を出すのを止めました。
以後、年賀状の整理や片づけから解放されています。
届いた年賀状を手放したことや、年賀状を止めたことを後悔したことはなく、あの時決断して良かったと思っています。
書き損じや余った年賀はがきの整理
年賀状の片づけの仕上げは、書き損じや余った年賀はがきの整理です。
年賀状を出しているうちは、書き損じや余った年賀はがきが毎年少しずつ貯まり、そのまま放置してしまいがち。
家の中を片づけていると、パラパラと出てくるかもしれません。
はがきが見つかったら、まずは集めてひとまとめにします。
そして、後回しにせずに、自分に合った方法ですぐに手放してすっきりしましょう。
通常はがきの整理
実家に保管されていたはがきを片づけました。
郵便料金が値上げされ、これまでのはがきは差額分の切手を貼り付けないと使えなくなったので、古いはがきを整理するいい機会です。
実家では、通常はがきを常に数枚ストックしていたようです。
往復はがきも保管されていました。
まず、保管していたはがきを使う予定があるのかを聞いてみました。
「使う予定はない。」と答えが返ってきました。
これまで、郵便料金が変わる度に郵便局で新しいはがきに交換、結局ほとんど使わないまま保管、また料金が変わって・・・という状況だったようです。
なので、もうストックは必要ないと判断。
手元にある古い郵便はがきは全て有効に手放しました。
書き損じや未使用の郵便はがきを有効活用する方法
- 郵便局で交換する
- 使用する
- 寄付する
- フリマアプリに出品する
郵便局で交換する
書き損じや余ったはがき、郵便書簡(ミニレター)、特定封筒(レターパック封筒とスマートレター封筒)、切手等は郵便局で通常はがきや普通切手、郵便書簡、特定封筒等に交換することができます。
年賀はがきの販売期間中は当年度発行の年賀はがきに限り、現行の年賀はがきに交換できます。
古い年賀はがきを新しい(販売中の)年賀はがきに交換することはできないので、要注意!
個人的に、書き損じたはがきに自分や相手の名前や住所など、個人情報が記載されている場合は、郵便局で交換してもらうのが一番安全だと信じて利用しています。
年賀はがきや通常はがきの交換は1枚につき6円の手数料が発生します(2024年10月1日に手数料改定)。
100枚以上の場合は、手数料は1枚につき13円。
手数料は現金または切手で支払います。
私自身は未使用の切手が沢山あるので、手数料は全額切手で支払いました。
切手を現金と同じ価値で使える数少ない手段のひとつです。
使用する
年賀状は、お正月を過ぎても普通にはがきとして使えます。
なので、未使用の年賀はがきは懸賞応募等に活用できます。
注意点は、表面の『年賀』の文字を二重線で消して投函すること。
はがきの郵便料金が変わっていれば、差額分の切手を貼り付けて利用します。
ただ、以前に比べて、懸賞はweb応募が増え、応募方法が時代と共に変わってきているので、はがきを利用する機会は減っているように感じます。
寄付する
書き損じや未使用のはがきは、様々な団体やNPO法人に寄付することができます。
- 日本ユニセフ協会
- 公益社団法人 日本キリスト教海外医療協力会
- (認定)特定非営利活動法人シェア=国際保健協力市民の会
集められたはがきは、開発途上国などの支援活動に当てられます。
捨ててしまえばただのゴミですが、集めて送れば支援活動に貢献できます。
一人一人が集められる数はわずかでも、『塵も積もれば山となる』。
こうした団体では、はがきの他にも未使用の切手、外国の紙幣やコインなどを回収して支援活動に活用しています。
団体によって、回収対象物が違うので、必ず事前に寄付の対象になるモノや送り方を確認しましょう。
フリマアプリに出品する
フリマアプリ最大手のメルカリでは、書き損じや未使用のはがきは出品可能です。
一般的に販売価格は額面よりも安く出品されていますが、不要なはがきを現金化できるのが最大のメリットです。
不要な郵便はがきが一定数あれば、フリマアプリの利用は満足度の高い手放し方のひとつ。
ただ、書き損じたはがきに自分や宛先の名前や住所など個人情報が記入されている場合は、さすがに相手が見えないフリマアプリで譲るのはリスクがあるので、個人的に出品はおすすめしません。
その場合、書き損じはがきをいったん郵便局で新しいはがきに交換して、新品をフリマアプリに出品するという手もあります。
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不要なはがきは有効に手放してすっきり!
書き損じや余った年賀はがきを保管していても、何の役にもたちません。
日常的にはがきを出す習慣がなければ、通常はがきをストックしなくても、必要な時に必要な枚数を購入して使うのが合理的。
書き損じや使う予定のない郵便はがきを自分にとって有効な方法でスパッと手放すと、すっきりします。
はがき自体はそれほど場所をとらない小さなモノですが、不要なモノは保管せずにひとつずつ手放す習慣を身につけることに意味があります。
小さなコトを積み重ねるうちに、自然と家の中から不要品がなくなり、それが心地良く感じられるようになると、理想の暮らしに近づいているサインです。